Lytroが6000万ドルを調達、ライトフィールドVR技術をアジアへ

by Ken Yeung Ken Yeung on 2017.2.16

上: Lytro Immerge のコンセプトアート
Image Credit: Lytro

Lytroは昨年いくつかの壁にぶつかったが、突破口を見出しているようだ。投資家たちが同社のライトフィールドテクノロジーの可能性に気づいた結果、Lytroは新たに6000万ドルの資金調達ラウンドを終えることができた。本ラウンドを主導したのはAlibabaの共同創業者のジャック・マ氏とジョセフ・サイ氏とも提携しているBlue Pool Capitalで、さらなるリソースを用いてlytroのテクノロジーをアジアへともたらす予定があるという。

EDBI、Huayi Media、Foxconn Technology Groupも本ラウンドに参加しており、Andreessen HorowitzやNEAなどの既存の投資家も今回出資をした。Lytroは評価額の公開を控えている。

Lytroは、VRプロジェクト向けに高性能な制作を追求しているスタジオや企業に向けて、主要なプレイヤーになりたいと考えている。同社のCEOジェイソン・ローゼンタール氏はVentureBeatに対して、この領域について「モバイル革命よりもさらに大きな新しいコンピューティングプラットフォームになると考えている。エンターテイメントから教育、研修、テレポーテーションにいたるまで、私たちが集まり、出会う方法はこの媒体によって変革を遂げるだろう」と語った。

Lytroは、VRの最大のマーケットの一つである米国だけに集中するべきではないと考えており、だからこそアジアと中華圏をターゲットに入れている。

現在はアジアでのオペレーションは展開していない。今後2、3年でアジア市場は重要になるとローゼンタール氏は信じており、それこそが「洗練された信頼できるアドバイザーたちを自社の財政と戦略面の前面に置いた」理由であるとのこと。

Lytroはコンシューマ向けのテクノロジーを開発するとう当初の計画を断念し、その代わりにエンタープライズ向けの開発にシフトしている。映画製作者やアーティストだけでなく、自社の端末向けにVRの機能を投入したいメーカーもターゲットにしている。iPhoneの生産を率いてきたFoxconnのような存在も今回の投資家に含まれている理由もその点にあるのかもしれない。iPhone8はVRや拡張現実をサポートするだろうという噂も飛び交っている。

その他のニュースとして、Immergeカメラを生産する準備はできており、VRスタジオのWithinを筆頭に、既にいくつかのプロジェクトで使用されていることも明かしている。その映画は次の四半期には公開される予定とのことだ。

ピボット後の同社の成功について、ローゼンタール氏は「興奮している」と話す。

「まず、今やっていることのプロダクト・マーケットフィットは、コンシューマーの領域よりも良いよ。ムーアの法則と戦っているんだ。マージンの構造から顧客のニーズを満たすことに至るまで、すべてがうまくいっている。まさに私たちが望んでいる形だよ」。

現在までにLytroは、2億1000万ドルを調達している。

(本記事は抄訳です。)

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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