インドネシアのNIDA Rooms、来年初頭の黒字化を目指して560万米ドルを調達

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民間投資企業 Shanda Group(盛大集団)のリードにより560万米ドルを調達した後、インドネシアの NIDA Rooms をめぐる一連のひどい報道は、鳴りを潜めたようだ。

今回の投資により、NIDA Rooms が獲得した資金の総額は1,100万米ドルとなった。

同社の CEO 兼共同設立者である Kaneswaran Avili 氏は、社員に給料を支払っていないという Tech in Asia のレポートについて、e27とのインタビューで事情を話してくれた。

あのひどい報道は、当社が Shanda とのタームシートを締結した直後になされました。投資完了手続きの最中でした。その手続きに想定以上の時間がかかり、そのために従業員への給与支払いがやや滞ったために、あのような報道がなされたのです。

今回の投資によって、同社は顧客体験のほかテクノロジーの向上、ホテルパートナーの収入増につながるようなアルゴリズムの構築に注力すると Avili 氏は話している。

Nida Rooms は、当たり外れの多い低価格ホテル予約に標準化をもたらしたいと考えているホテル宿泊施設企業だ。

同社のこの考え方は、NIDA Rooms のブランドで部屋の品質を標準化するところからきている。顧客は低価格ホテルを予約するのに快適さを感じることができ、それによりホテル側も空室を埋められる。

Shanda Group 社長の Robert Chiu 氏は声明で次のように述べた。

NIDA Rooms が私たちの関心を引いたのは、この会社が強力なブランドを持つ高度にスケーラブルなプラットフォームを迅速に立ち上げるビジネスモデルを開発したからです。このサービスは、旅行者と、分断されていてデジタル化も進んでいないものの、急速に成長しつつある東南アジアのホテル業界のニーズにうまく応えたものです。

Nida Room はインドの OYO Rooms とよく似ており、Rocket Internet の ZEN Rooms といった地元企業と直接競合している。

同社の事業は東南アジア最大で、インドネシアのほかにもマレーシア、フィリピン、タイに4,000のホテルパートナーを抱えているという。Avili 氏によると、シンガポールでのローンチも最終段階に入っているようだ。

シンガポールのローンチ後は当面のあいだ、他国への進出は考えていないという。

収益性

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Avili 氏によると、Nida Room の社内計画では来年初めには採算の黒字化を目指しているという。

ただそれは、当社がさらに事業を拡張していくかによって変わります。さらなるサービスの浸透を目指して新たに投資をするのかどうかということです。

彼はさらに、ネットワークの強化や市場シェア拡大を目指す戦略は、NIDA Room の採算黒字化の達成時期を遅らせる可能性があると述べた。顧客サービスへの投資も大きな注力事項だという(チェックイン体験の簡略化を実現する方法を見つけるなど)。

今後 NIDA Rooms が計画している大きな動きは、ホテル全体のフランチャイズ化だ。同社はデータを収集中で、実行可能性を探っている。

NIDA Rooms は iOS と Android で利用可能で、ほかにも Expedia や Booking.com といったオンライン予約プラットフォームでも同社の部屋を見つけることができる。

【via e27】 @E27co

【原文】

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