数々のインターネット家電や IoT を発明・販売してきた日本のスタートアップ Cerevo は、アニメシリーズ「攻殻機動隊 S.A.C.」の人気キャラクターである多脚戦車タチコマの8分の1モデルを発表し、自社ウェブサイト「Cerevo official store」上でプリオーダーの受付を開始した。価格は157,400円(税別)で、商品発送は今年6月を予定している。
タチコマ8分の1モデルは、映画などの作品中に登場するアイテムを、家電のテクノロジーを用いて現実世界に可能な限り再現する Cerevo のプロジェクト「S2R(From screen to the real world)」から生まれた製品で、このシリーズではアニメ「PSYCHO-PASS」の「ドミネータ」に続くものだ。ユーザの問いかけを音声認識し、原作でタチコマを担当した声優・玉川砂記子氏の声で応答してくれる。
多くの有名なデータサイエンティストや研究者がこのチームに加わっている。その1人は Charlie Miller 氏で、彼は試験走行における自動車の安全問題で世界でトップクラスの評判を持つ。その試験では、Chris Valasek 氏とともにジープの運転システムを遠隔でハッキングして、車を完全制御したという。
世界の輸送・自動車業界では、広範囲にわたる変化が起きています。世界最大のモバイル輸送プラットフォームとして、Didi は世界中でこの業界の5つの会社に投資してきました。豊富なデータと急成長しつつある AI アナリティクスを基盤として、当社は都市や街と協力つつ、未来に向けたインテリジェントな輸送エコシステムを構築していきたいと思っています。