このサービスは、現地のグループ企業 Salim Group との合弁事業としてローンチされた。事業自体は2016年11月に開始している。Liquid は、まず Salim Group の従業員50万人にサービスを提供し、今年の後半頃に Salim Group の店舗にシステムを導入する予定だ。それに先立ち、Liquid は今月(2月)には指紋の登録と入金を開始するという。
人間のようにコミュニケーションするコンピュータやロボットの構築は何十年にも渡る夢であった。 市場の動向や投資水準からもこれが望まれていることがよく分かる。Markets and Markets社は自然言語処理(NLP)産業が2021年までには16.1%増の160億7000米ドル市場になると発表、またディープラーニングについては 2022年には17億2000米ドル市場に達し、2016年から2022年…
市場の動向や投資水準からもこれが望まれていることがよく分かる。Markets and Markets社は自然言語処理(NLP)産業が2021年までには16.1%増の160億7000米ドル市場になると発表、またディープラーニングについては 2022年には17億2000米ドル市場に達し、2016年から2022年にかけての年平均成長率は65.3%であると推定している。
機械による言語理解は AI の至高の目標であり、これを解決した企業は想像を絶する収益を得ることになるだろう。
機械学習とニューラルネットワークは、自然言語処理の問題に対してますます頻繁に適用されている。このアプローチは、しばしば AI と呼ばれる有用なアプリケーションを生み出す。しかし、意味のある会話や人間とコンピュータとのやり取りにおける問題を解決するわけではない。つまり、AI に期待される「知性」はまだ欠けているのだ。
シリコンバレーにはこの課題を解決しようとする企業が多く集まっている。カリフォルニア州パロアルトの Pat Inc.など、私がここに示したアプローチを実際に採用している企業もあり、ここでは自然言語理解アプリケーションプログラムインターフェイス(NLU API)内の汎用辞書に格納されている意味にフレーズを直接関連付ける手法を開発している。
ウォンテッドリーのことを初めて、シンガポールのテックブログ Penn Olson(現在の Tech in Asia)に書いたのは、もう5年も前のことだ(日本語訳)。当時、恵比寿にあったカヤック(東証:3904)のオフィススペースに、代表の仲暁子氏らを訪ねたのを覚えている。 仲氏は RISE や Slush Asia(現在は Slush Tokyo に改称)など、数々のスタートアップ・カンファレンス…
仲氏は RISE や Slush Asia(現在は Slush Tokyo に改称)など、数々のスタートアップ・カンファレンスで講演していて、頭のどこかで既にグローバル展開しているものだと信じきっていたのだが、どうやら、ウォンテッドリーにとっては、今回が初の海外オフィス開設ということになるらしい(現地オフィス開設を伴わない、Wantedly サービスの外国語版展開という点では、2年前の2015年3月にインドネシアに初の進出を果たしている)。
Wantedly Singapore チームのメンバー。左から:カントリーマネージャーの Weiting Tan 氏、国際ビジネスデベロップメント担当 Joelle Pang 氏。 Image credit: Wantedly Singapore
ウォンテッドリーは2日、シンガポールで現地従業員4名を雇用し、同市場での営業活動を本格化することを明らかにした。現地法人 Wantedly Singapore のカントリーマネージャーには、ホテルの直前予約アプリ「HotelQuickly」でマーケティングマネージャーを務めた Weiting Tan 氏が就任する。オフィスは、オーチャードロード近くのコワーキングスペース Spacemob に設置されるようだ。ウォンテッドリーはこの本格ローンチを記念して、2日15時30分(シンガポール現地時間)からシンガポールの Red Dot Design Museum でパーティーを開催する予定。