バーチャルリアリティ市場の企業数は2016年に40%も増加ーー最大の成長分野はVR向けコンテンツ制作会社

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Above: The VR Fund’s 2016 VR industry landscape./Image Credit: The VR Fund/Tipatat Chennavasin

The Venture Reality Fundは、バーチャルリアリティ(VR)市場の企業数が2016年に40%以上成長していると報じている。最大の成長分野はヘッドマウント型VRディスプレイ(HMD)用のアプリケーションを作成するコンテンツ企業であったと、The Venture Reality FundとTipatat Chennavasinの共同設立者、Marco DeMiroz氏は語る。同ファンドは現在VRと拡張現実のスタートアップに投資している。

同氏によるとゲームとエンターテイメント市場は、大企業だけでなく米国とアジアの両方で十分な資金力のあるスタートアップも共に倍増しているそうだ。

VRヘッドセット販売の開始が比較的遅いにもかかわらず、独立系のスタジオは企業活動を持続可能にするための堅実な収益を生み出しているとDeMiroz氏は解説している。伝統的なVCもまた、VRコンテンツとアプリケーションに賭けており、アジアの主要企業はより多くのリソースを費やしてVR事業を受け入れようとしている。

教育、企業、ヘルスケア、ジャーナリズムなど、ゲーム以外の分野や非エンターテイメント分野でも健全な成長を遂げた。とりわけ、広告とアナリティクスのスタートアップは堅調な資金調達を実施している。

ツールとプラットフォームを使用して、VRファンドはVRコンテンツの制作と管理システムの分野で成長がみられ、その結果として企業は360度ビデオと写真を使用した、自社のVRアプリケーションやWebVR体験を顧客に迅速に提供できるようになった。さらに同ファンドでは3Dオーディオの展開、特に、韓国のG’Audioの市場参入とValveのImpulsonicの買収に注目している。

インフラストラクチャーに関しては、さらに多くの大手企業が通信可能なVRのHMDを発表している。Windowsは独自のVRプラットフォームを追加し、HPやLenovoなどの主要パートナーと共に展開を開始している。

低価格とエンタープライズについてはVRをこれからの主流にする「大きなうねり」となるかもしれない。DeMiroz氏によると、位置追跡と完全なジェスチャーコントロールを備えたオールインワンのモバイルヘッドセットの夢は、今後数年以内に実現すると予想されている。

【原文】

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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