インドの格安ホテル予約アグリゲータ大手の OYO Rooms は、既存投資家ソフトバンクによる2億5,000万米ドルの資金調達をまもなく終え、投資後の時価総額は8億5,000万米ドルになると、情報筋の話とともに The Economic Times が報じた。 今回の資金は、新たに設立された1,000億米ドル規模の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」から提供される。その結果、日本のインターネット巨…
OYO Rooms Image Credit: OYO Rooms
インドの格安ホテル予約アグリゲータ大手の OYO Rooms は、既存投資家ソフトバンクによる2億5,000万米ドルの資金調達をまもなく終え、投資後の時価総額は8億5,000万米ドルになると、情報筋の話とともに The Economic Times が報じた。
昨年の時点で、OYO はインドのデリー、グルガーオン、ムンバイ、バンガロール、ハイデラバード、ゴア、チェンナイ、コルカタなど170を超える都市でサービス展開している。これには大都市のほか、地方中核都市、有名なレジャースポット、さらには巡礼地なども含まれる。昨年1月にはマレーシアに進出、その数か月後、小規模ライバルの Zo Rooms を買収した。
OYO 設立者兼 CEO Ritesh Agarwal 氏 Image Credit: OYO Rooms
日本の大手通信企業ソフトバンクが Paytm のペイメント部門に対する15億米ドルの投資について交渉中である、と Mint が匿名の情報源より報じた。Tech in Asia は独自取材を通じ、交渉は進んでいるものの最終段階には至っていないことを確認している。 Alibaba(阿里巴巴)が支援する Paytm は最近、Paytm Ecommerce および Paytm Payments Bank …
SoftBank World 2016で講演する孫正義氏 Photo credit: SoftBank
日本の大手通信企業ソフトバンクが Paytm のペイメント部門に対する15億米ドルの投資について交渉中である、と Mint が匿名の情報源より報じた。Tech in Asia は独自取材を通じ、交渉は進んでいるものの最終段階には至っていないことを確認している。
Alibaba(阿里巴巴)が支援する Paytm は最近、Paytm Ecommerce および Paytm Payments Bank の2部門に分割された。Alibaba は2億米ドルを投じて e コマース部門の主導権を握り、インド市場への直接参入を果たした。これにより、グローバルな競合相手である Amazon やインドにおける競合の Flipkart に対抗する。Flipkart は今月に入り14億米ドルの資金調達を発表している。
Mint の報道によると、ノイダに拠点を置く One97 Communications が所有・運営する大手モバイルペイメントおよびコマースプラットフォーム Paytm が、12億から15億米ドルの資金調達を目指し、日本のインターネット大手ソフトバンクグループと交渉を進めているという。3件の匿名情報を引用した同報道によると、この全額現金による取引が成立すれば Paytm の評価額は90億米ドルに到…
Mint の報道によると、ノイダに拠点を置く One97 Communications が所有・運営する大手モバイルペイメントおよびコマースプラットフォーム Paytm が、12億から15億米ドルの資金調達を目指し、日本のインターネット大手ソフトバンクグループと交渉を進めているという。3件の匿名情報を引用した同報道によると、この全額現金による取引が成立すれば Paytm の評価額は90億米ドルに到達するようだ。
今回の取引はここ3か月かけて進められてきたもので、ソフトバンクが既存投資家の SAIF Partners および設立者兼 CEO の Vijay Shekhar Sharma 氏から株式を一部買い取るというかたちになる。
さらに Mint の記事によると、Paytm はイースト・デリーに本社を置くコマース企業 Snapdeal から、市場での生き残りに苦戦するオンラインモバイルチャージプラットフォーム FreeCharge を買い取ることも検討しているという。
数週間前には、中国の e コマース最大手 Alibaba(阿里巴巴)グループの完全子会社である Alibaba シンガポールが、総額2億米ドルの資金調達を目指す Paytm の e コマース部門に対し1億7,700万米ドルの資金注入を行ったばかりだ。
2008年に設立された Paytm は、インドの e コマースやペイメント分野におけるキープレーヤーとして活躍してきた。当初はモバイルリチャージ会社としてスタートし、後にデジタルコマース領域へと進出した。これまでに、SAIF Partners、Sapphire Venture、Silicon Valley Bank、そして実業家として有名な Ratan Tata 氏といった投資家から総額10億米ドル近くの資金を調達している。同社は数か月前に、個人や小規模企業が一口座当たり10万インドルピー(1,500米ドル)まで預け入れることができる Payments Bank をローンチしている。
実は、Google Maps は過去に、駐車場所通知の機能を提供している。iOS 上では、Google Maps は自動駐車場所検知機能を既に提供している。自分のデバイスを車の Bluetooth か USB オーディオにつなぎ、その接続が切れて車を離れるとGoogle Mapsが駐車場所を記憶するというものだ。同様に、Android の Google Now も、車の場所をざっくりと覚える機能を試みていたが、いくつかの欠陥もあった。たとえば、バスやタクシーを降りた時に Google Now のカードが表示されるといったように。
今回のニュースの数ヶ月前には、Android の Google Maps が、過去のデータを用いて目的地の駐車場所の混雑状況を予測する機能を出している。