SMSを通じてやる気をアップ、Betaworksが支援するShineが250万米ドルを調達

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(上)Shine 共同設立者 Naomi Hirabayashi 氏、Marah Lidey 氏
Image Credit: Shine

誰もが人生の指導者に恵まれるわけではない。そこで Shine は、人々にとって幸せをより身近なものにするために無料の日替わりメッセージングサービスを考案した。ブルックリンに本社を置く Shine は、Betaworks と Eniac Ventures がリードするラウンドで250万米ドルを調達したことを本日(4月18日)発表した。

共同設立者の Naomi Hirabayashi 氏と Marah Lidey 氏によると、ショートメッセージサービス(SMS)は開封率が98%と高いため、当初から媒体として利用しているという。ソーシャルメディアやいわゆる消える系 SNS(エフェメラル SNS)が全盛の時代に、こうしたアプローチをとるなんて信じられないと思う人もいるかもしれない。だが、彼らには自信がある。Lidey 氏は VentureBeat のインタビューの中でこう語っている。

フィーチャー(特長的な機能)よりもファンクション(一般的な機能)の方がより重要なのです。

当初 SMS で始まった Shine は、Facebook Messenger と Kik にもサービスを拡大した。 Shine のボットが入力されたカスタム情報を収集・分析し、パーソナライズ化されたコンテンツをユーザに提供する。コンテンツのすべてがユーザを健全な状態に導くためのものだ。ユーザは Shine のウェブサイトから無料で登録が可能で、自分がこれから取り組みたいことを決め、パーソナライズ化されたメッセージを受け取る時間を設定することができる。Shine ではこのメッセージのことを「インテンション(intention)」と呼び、ユーザはこれを読むことでその内容を実践したり、イメージトレーニングすることができる。

競争について言えば、この分野は競合が乱立した状態にある。世界中にあふれる Dr.Phil や Oprah 氏のようなトーク番組から Headspace や Aura のような自己治癒アプリに至るまで、瞑想と集中は、今日のようなハイパーコネクテッドワールドを生き抜く上で不可欠なテクニックになっている。Hirabayashi 氏と Lidey 氏によると、Shine は、圧倒的な量の情報に囲まれ、なかなか心を休めることのできないミレニアル世代のために作られているという。

2016年設立の同社はプレシードラウンドで資金調達を行い(調達額は非公開)、現在はマネタイズ戦略のテストを行っている。Betaworks と Eniac Ventures がリードした今回のラウンドには、Female Founders Fund、Felix Capital、Comcast Ventures、BBG Ventures、The New York Times が参加した。新たに調達した資金はチームの拡大と新製品の開発に利用される予定。

彼らは現在、対話型インターフェイス分野における音声ベースの商品開発を加速させる Voicecamp プログラムを最近ローンチした Betaworks と共同で、音声ベースの商品開発に取り組んでいるそうだ。

現在のところ、Shine の従業員数は4名だ。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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