クラウドリアルティ、不動産クラウドファンディング・サービスを正式ローンチ——国内第1号案件として京町家再生プロジェクトの募集を開始

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本日募集が開始された「京町家再生プロジェクト」には、本稿執筆時点で7,200万円の目標額に対し、既に770万円が集まっている。

不動産特化型クラウドファンディング・サービス「Crowd Realty」を提供するクラウドリアルティは26日、サービスを正式ローンチし国内第1号ファンドの募集を開始した。国内初案件となるのは「京町家第一号ファンド」で、募集金額は7,200万円。運用期間は36ヶ月を想定しており、利回りは税引前の値で10%を見込んでいる。1口5万円で、最低3口から応募できる(海外案件については、既に「エストニア不動産担保ローン1号」を運用しており、目標額を上回る565万円を集めている)。

初案件となるこのプロジェクトは、特にインバウンド観光客を狙ったもので、京町家をリノベーションし宿泊施設に転換することで収益化を図るものだ。対象物件は京都・清水寺などのある東山区五条坂下エリアに位置し、町家宿泊施設の運営実績のあるトマルバにより運営される。プロジェクト終了後は、物件が新たなオーナーの売却され新たな宿泊施設として運用が継続される予定だ。

(前出の想定利回りには、宿泊施設としての営業収益に加え、プロジェクト終了後の売却時の売却益の還元額も含んでいるとのこと。)

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クラウドリアルティは2014年12月の設立。2015年11月にグローバル・ブレインからシード資金を調達し(数千万円程度とみられる)、2016年12月に SBI ホールディングスの FinTech ファンドから追加で資金調達を実施した(調達額は非開示)。2016年には「東急アクセラレートプログラム」第2期に参加し、同年12月、サービスとしての「Crowd Realty」のβ版をローンチしている。

インバウンド需要を狙った京都の町家向けの不動産投資クラウドファンディングとしては、Joey Dai(戴周穎)氏が率いる民泊不動産投資プラットフォーム「Yoiju(有一居)」も、この分野への積極的な参入の意思を明らかにしている

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