Niramai の共同設立者兼 CEO の Geetha Manjunath 博士は次のように述べている。
インドでは乳がん患者の死亡率が非常に高くなっています。当社のソリューションは持ち運びが可能で、低コストかつ非常に安全で、プライバシーにも十分配慮しており、早期ステージでのがん検出が可能です。そのため定期的な予防健診やスクリーニングキャンプに最適です。今回獲得した資金で当社の IP ポートフォリオを強化、事業を拡大し、がんスクリーニングツールの商業利用化を目指します。
Niramai は2016年7月に Manjunath 氏と Nidhi Mathur 氏によって設立された。 Manjunath 氏はデータアナリティクス、機械学習、クラウドコンピューティング、セマンティックウェブなどの分野で25年に及ぶ研究開発の経験がある。Mathur 氏は事業計画、戦略および製品管理に豊富な経験を持つ社内起業家で、事業立ち上げの経験も豊富だ。この2人の女性共同設立者は両氏とも Xerox Research Center や Hewlett Packard Labs などの企業での勤務経験がある。
Niramai とは、Non-Invasive Risk Assessment with Machine Learning(機械学習によるノンインベイシブ(非侵襲的)リスクアセスメント)の略で、乳がんを早期ステージで発見し命を救う普遍的ながんスクリーニング手法を開発する使命に取り組んでいる。同社のソリューションである Thermalytix は、現在、女性の乳がんスクリーニング普及の阻害要因となっている技術・運用面、また文化的な障壁を打破できるもので、サーマル画像に対して人工知能(AI)を使用し、乳がんの早期発見における各課題に対処している。
インドにおける現在のコンシューマ向けインターネットスペースの進展は当初考えられていたよりも長くかかっているようで再考が進む中、現在のコホートの半分に相当するスタートアップが企業を対象としたサービス提供を目指している。最近、バンガロールで Microsoft のアクセラレータが14社のスタートアップを受け入れたが、全社とも企業に焦点を絞っている。
しかし、先日 AI と自動運転チームの複数の最高幹部が同社を去るという大きな挫折を経験した。Baidu の AI 科学者だった Andrew Ng(吳恩達)博士が先月退職したのだ。その後程なくして、シニア VP 兼自動運転ユニット GM を務めていた Wang Jin(王勁)氏も、自身の自動運転車開発企業を立ち上げるために辞任した。
また、P&G は同センターを通じて、中小企業やスタートアップとの協力関係を拡大することで新たなデジタルソリューションを開発することも目標としている。そのこともあり、SPRING Singapore と共同で、中小企業向けの P&G Leadership College というリーダー育成プログラムの第2弾をキックオフした。
貿易産業大臣の S Iswaran 氏は e センター設立について、シンガポールは P&G のアジア太平洋本部として機能することになり、2,000人にものぼる様々な役割を持ったスタッフが集められると語っている。また、同氏によると P&G はシンガポールで400人の研究者を雇用し、毎年500人以上の管理職のトレーニングを行っていくという。
Satya Nadella 氏が CEO に就任した2014年以降、Microsoft はクラウドのクレデンシャルを推進している。「インテリジェントなクラウドプラットフォーム」は、同社が重点的に投資を行う3分野のうちの1つだが、その他は、「生産性とビジネスプロセスの再開発」、「よりパーソナルなコンピューティング」の創造となっている。CEO に就任する以前、Nadella 氏は Microsoft のクラウドおよびエンタープライズグループのヘッドであったことを考えると、特にクラウドに大きく投資しようとする姿勢はそれほど驚くことではない。