<ピックアップ> Mom develops app to help prevent hot car deaths
2016年、車中置き去りによる熱中症が原因で死亡した子どもの数は39名だった。子どもの体温は、大人に比べて3倍のスピードで上昇するという。体温上昇の80%は、最初の10分で起こる。
こうした車中置き去りによる事故をなくすための専用アプリが、「Baby OK」だ。開発したのは、フロリダ在住のEryn Vargoさん。
きっかけは、温度が上昇する車中に2歳の子どもが置き去りにされ、運良く助かった2014年のある事件だった。車中置き去り事故の防止に少しでも役立てればと、誰もが肌身離さず持つスマートフォンを活用しようと考えた。
アプリは車のBluetoothに接続し、親が車に乗ったタイミングで子どもが一緒に乗っているかを確認してくる。[YES]と答えた場合、車が停車したタイミングで子どもを後部座席から下ろすようにリマインドしてくれる。
リマインドに対して[完了]の応答をしなかった場合、30〜60秒後に2度目の通知が送られてくる。3回通知をしても応答がない場合、あらかじめ設定しておいた緊急連絡先に連絡がいく仕組みだ。アプリはGPSを使うことで、すぐに子どもの居場所を特定し、救出できるようになっている。
Baby OKは、6月を目処にiOSとAndroidの両プラットフォームで提供される予定だ。
via. Care.com
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