電動ハイブリッドバイクの「glafit(グラフィット)」、クラウドファンディング調達額が当初目標の15倍を突破——リターンの準備台数を倍増へ

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先月末に取り上げた電動ハイブリッドバイクの「glafit(グラフィット)」だが、Makuake でのクラウドファンディングの開始から3日間で当初の目標注文数405台を突破。本稿執筆段階で、当初目標額の15倍にあたる4,670万円超の資金を集めている。これを受けて、 graft 開発元の FINE TRADING JAPAN は12日、クラウドファンディングで対応するリターン台数を595台増産し、合計1,000台とすることを明らかにした。

仮に1,000台すべてを売り切った場合、クラウドファンディングで1億円超を集めた、ソニーのスマートウォッチ「wena wrist」、骨伝導CLIP型イヤホン「EarsOpen(EO)」をおさえて、国内クラウドファンディング調達額として史上最高額の1.22億円に達することが見込まれる。

glafit は、電動バイクとしても自転車としても使えるハイブリッドバイクだ。自転車モード、電動バイクモード、ハイブリッド走行モードの3つのモードが備わっている。バッテリを含んだ状態で総重量18kg、折り畳みができる機能性で、バッグに入れて持ち運びできるコンパクトさとデザイン性の良さが特徴だ。

5月31日からクラウドファンディングを開始しており、FINE TRADING JAPAN では、メンテナンスも含めた一貫サービスをユーザの近隣で提供できるよう、大手自動車用品店、大手二輪用品店などのチェーン店舗での販売を準備するとしている。

ハイブリッドバイク「glafit(グラフィット)」 を紹介する FINE TRADING JAPAN 代表取締役の鳴海禎造氏
Image credit: Masaru Ikeda

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