共同創業者の Jonathan “Fatal1ty” Wendel 氏は e スポーツスターの間ではパイオニアとして知られており、ReadyUp ではチームゲームオフィサーを務めている。Wendel 氏は1999年に初のフルタイムプロゲーマーとなり、世界タイトルを12個獲得、後に e スポーツ競技に対する貢献が認められ特別功労賞を受賞した。
ReadyUp CTO の Sean Allen 氏は、オンサインサービス界におけるゲーム業界分野では15年のキャリアを持ち、クラウドゲーミングやビッグデータシステムの分野で特許を保有している。
ReadyUp のアドバイザーには、ESL NA(世界最大級の e スポーツカンパニー ESL の北米部門)会長の Steven Roberts 氏、Magid Advisors 社長の Mike Vorhaus 氏、Nike+ や Nike Basketball や EA Sports の前ブランド世界統括責任者 Glenn Chin 氏 などが名を連ねる。ReadyUp には現在、3人の従業員がいる。
アドバイザーの一人、Steven Roberts 氏は声明の中で次のように述べている。
e スポーツの成長は、ここしばらくで華々しいものになった。競技に参加する者とファンの両方の点において、e スポーツは従来からあるスポーツの規模に匹敵するものとなった。しかし、強力なエコシステムを作るには、世界レベルのツールとテクノロジプラットフォームの底上げが必要だ。ReadyUp は、あらゆるレベルの選手やチームに、多大な機会を提供するだろう。
現在14人の従業員を擁する ManoMotion は、2015年の設立。本社はストックホルムにあり、カリフォルニア州パロアルトにオフィスを構える。こののチームは、最小の技術的要件のもと、正確な方法で手のジェスチャーを測定するという目標から事業を始めた。同社は、カリフォルニア州サンタクララで開催中の Augmented World Expo で SDK をリリースした。Carlman 氏は、最初のアプリがまもなく登場するだろうと話した。
ManoMotion はこれまでに200万ドルを調達している。共同創業者には Carlman 氏のほか、CTO の Shahrouz Yousefi 氏や、同社のアドバイザーで KTH Royal Institute of Technology(スウェーデン王立工科大学)の 教授 Haibo Li 氏らが名を連ねる。
ピッツバーグは U.S. Steel の本社もあり、一時は世界の50%の鉄鋼を生産するほどでした。工場の排煙による公害が問題になった時代もありました。安い鉄鋼の輸入により打撃を受け、一時は失業率が20%にまで及び、不景気の波が街を覆いました。その後、市長のリーダーシップ、カーネギーメロン大学など有力大学の研究により、産業構造を変えていきました。まだ鉄鋼や製造業(ケチャップのハインツ等)も重要な位置を占めていますが、最近はテクノロジーの街へと変化しています。実際、Google、Amazon、Apple などの先端企業が、リサーチセンターをピッツバーグに置いています。