ピーター・ティール氏も出資するモバイル銀行のN26、保険事業にも拡大へ

by Paul Sawers Paul Sawers on 2017.6.27

N26 保険

欧州のモバイルファーストの銀行 N26 が、銀行手続きを再発明するという目標における最新の取り組みとして、事業を保険領域にも拡大することを発表した。

2013年にドイツで創業した N26 は、米国の BankMobile や Simple と同様に銀行口座を提供し、速さと効率性にフォーカスしている。8分間以内に口座をオープンできるというのがウリだ。ドイツとオーストリアで提供が始まり、徐々に欧州内で拡大を進めてきた。今では17カ国に30万の顧客を有すると同社はいう。

創業以来、5,000万ドルを調達しており、著名投資家のピーター・ティール氏の Valar Ventures なども出資をしている。Valar Ventures は、2015年のシリーズAを主導しており、翌年の4,000万ドルのシリーズBラウンドにも参加した。

昨年の夏にブランド名を改める以前は、Number26 として知られている。N26 は、現代的な、モバイルファーストの銀行を、様々なフィンテックテクノロジーとサービスを取り入れることでつくるというミッションを掲げている。昨年の2月には、個人間送金サービスを提供する TransferWise と提携し、Number26 のユーザーに対して、より安価な手数料サービスをアプリ内で提供した。

保険業界におけるディジタル化はまだ遅れています。顧客はオフラインの構造と大量のペーパーワークを強いられています。ですので、N26にとってはこうした顧客の課題を、デジタルイノベーションを活用することによって保険をよりユーザーフレンドリーにすることで解決できる大きなチャンスなのです。

このように、Tayenthal 氏はコメントしている。規制や複数の領域に拡大する上でのオペレーションや財政面でのハードルを考慮すれば、既存の業界のプレイヤーを狙って、一つのアプリ内でサービスをパッケージ化する方がずっと簡単だ。

N26 上で、ユーザーは保険に関するポリシーを閲覧し、数回のタップで請求をすることができる。N26 いわく、将来的には、Clark が開発するアルゴリズムベースのロボットアドバイザーを活用して、保険プランの最適化を支援することによって「よりスマートな決定ができる」ことを支援したいという。

(本記事は抄訳になります。)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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