企業向けのチャットボットやチャットツールなどを開発する L is B は26日、同社のビジネスチャットサービス「direct」が ANA エアポートサービス(ANA AS)に採用されたことを明らかにした。ANA AS では direct の利用により、手荷物・貨物搭載担当、搭乗口担当、工程管理部門間において、出発準備情報の共有をさらに改善し、定時性や顧客満足度の向上を目指す。
direct では特に、複数のトークルームを一画面で同時運用できる「direct MultiView」という新機能が高評価を得ており、ANA AS の管理部門においても積極的に活用される予定。この機能では管理者は予め監視キーワードを設定しておき、会話内容に応じて該当するトークルームを自動的にハイライトするような対応も可能だ。
2013年11月にリリースされた direct は、現在までに800社以上に導入されている。2014年12月からはチャットボット開発環境「daab SDK」を提供しており、企業ユーザは kintone や Office 365、G Suite などに構築された業務システムと連携するチャットボットを開発することが可能だ。
L is B は今月、同社のボットレンタルサービス「direct bot RENTAL」上にチャットボットのマーケットプレイスを開設、サードパーティのチャットボット・デベロッパが direct ユーザに対してチャットボットを公開できるようになった。大学などとは、チャットボット開発のハッカソンを開催するなど、チャットボット開発のための活動を積極的にに展開している。
Zehitomo は2015年7月、日本の JP Morgan および Citi に勤務していた Jordan Fisher 氏と James McCarty 氏が共同創業。2016年にマッチングプラットフォームの Zehitomo をローンチした。Zehitomo は、仕事を依頼したいユーザと、カメラマン・ヨガ講師・英語講師・トレーナーなどのプロフェッショナルをつなぐマッチングプラットフォームだ。現在は東京都内を中心にサービス展開しており、昨年のローンチからの10ヶ月間で、ユーザ〜プロフェッショナル間を仲介した提案数は1万件に上り、提案金額の合計は3.5億円以上に上るという。
<ピックアップ> PieShell wants to be the crowdfunding sites for food startups 食のスタートアップに特化したクラウドファンディングサイトが、「PieShell」だ。 スーパーなどには置いておらず、ファーマーズマーケットなどで売られているような、こだわりの少数だけ作られた食品に特化している。 PieShellのリリースは、2016年。最初…
ある顧客が12時に、Wanda Mall(万達商城)の5階にある1件のレストランに対し、10件の注文をしたとしましょう。通常であれば、5階に上がり、列に並んで14分間待たなければならないはずです。10体のロボットが彼の代わりに列に並び、それぞれが1件の注文内容を受け取り、モールの出入り口まで自動的に移動してデリバリー担当者に食べ物を渡すことができるとしたらどうでしょう。セルフバランスロボットは、そういった効率化の可能性を秘めているのです。(Wang Ye 氏)