金属3Dプリンターを開発するDesktop Metal、1億1,500万ドルを調達

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Image Credit: Desktop Metal

より多くのメーカーとエンジニアに3Dプリントシステムを提供することに特化する会社 Desktop Metal が、シリーズDラウンドで1億1,500万ドルを調達した。GV、New Enterprise Associates、GE Ventures、Future Fund、KPCB など著名な投資家が今回のラウンドに参加している。

今回の資金調達は、マサチューセッツ州バーリントンに拠点を置くこのスタートアップが、GV が主導するラウンドで4,500万ドルを調達した前回から5ヶ月後というタイミングだ。これまでの調達額は合計で2億1,000万ドルに達する。

Desktop Metal は2015年に創業。「エンドツーエンドの金属3Dプリンティングソリューション」を提供することで、製造業の変革を加速することを目指すと同社の発表資料は述べている。金属3Dプリントは、航空宇宙産業や自動車業界内で以前から存在していたが、コスト、スピード、質に取り組むことによって、このテクノロジーをよりアクセスしやすいものにすることにフォーカスしている。

同社は今年4月に、二つのシステムを初めて発表したDesktop Metal Studio System は、プロトタイプをつくりたいエンジニアに向けたもので、4万9,900ドルから提供している。周辺機器を含んだ総合システムは12万ドルだ。だが、既存のテクノロジーに比べれば10倍近くも安いのだと同社はいう。翌年には、大量生産の金属 3D プリントシステムを、40万ドル強でリリースする予定だ。

今回の1億1500万ドルは、マーケットへの参入、セールスの拡大、R&Dの加速のために活かされるだろうとのこと。国際展開も模索中だ。

3Dプリントのマーケットは、全体で2023年間でには320億ドルの市場規模になるだろうと予測されている

MakerBot や Autodesk といた会社もまた、プラスティックでものづくりをするクリエイティブ向けに3Dプリントシステムをより利用しやすいものにしたが、金属は溶解温度がずっと高く、取り扱いの難易度がはるかに高い。それこそ、まさに Desktop Metal が解決しようとしている点である。

今年のはじめ、ボーイングは新型の 787 Dreamliner の部品を 3D プリントすることで、1機あたり300万ドルのコストを削減する計画があることを発表した。もし Desktop Metal が、より小さな規模のプロジェクトに取り組むエンジニアに対して同様の効率性を提供できるのであれば、製造業界の民主化が進展する可能性があるだろう。

(本記事は抄訳になります。)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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