BEENEXTがフィンテック、プラットフォーム、決済、SaaS向けに総額7,500万米ドル超の新ファンドを組成——資産管理企業の設立も検討

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BEE GLOBAL CAMP 2016
Image Credit: BEENEXT

シンガポールに本社を置くベンチャーキャピタルの BEENEXT Capital Management Pte. Ltd (以下、BEENEXT)は、総額7,500万米ドル超の新ファンド設立を発表した。この新ファンドはこれまでのファンドと同様に、同社が得意とするアーリーステージのテック系スタートアップに対象を絞る。BEENEXT の発表によると、同社は現在、東南アジア、インド、日本、アメリカで80件以上の投資を行っており、今後はこれらの地域でマーケットプレイス、決済プラットフォーム、フィンテック、SaaS への投資を検討していくという。

さらに、BEENEXT は、自社の資産管理会社を設立する計画があることも発表している。

今回の新ファンドは Gordian Capital プラットフォームによって生み出されたもの。BEENEXT の設立者兼マネージングパートナーである佐藤輝英氏は、同プラットフォームについて、ファンドマネジメントにおける実務的な面での専門性を非常に高く評価している。 佐藤氏は次のように語っている。

私たちは長年にわたりベンチャーキャピタル投資に携わってきましたが、ファンド設立や税金関係、ファンド組成、ファンド運用における実務と規制の面については経験が浅いのです。Gordian Capital は非常に頼りになるプラットフォームで、こうした業務をすべて処理してくれますので、私たちは投資業務や投資先企業との共同業務に集中することができたり、さらには、自らのブランドを構築する余裕が生まれます。

2004年には、佐藤氏は設立者としてBEENOS を東京証券取引所に上場させることに成功している。BEENOS の主な投資先企業として、Tokopedia、Veritrans Indonesia、CitrusPay、Droom、KartRocket、Akakce、Iyzico、Aucfan、Duriana、Paynamics、Nearex などが挙げられる。

BEENEXT のマネージングパートナーである前田紘典氏は、独自の資産管理会社を設立することに関して、同社が運用する最初のファンドの段階を考えると、良いタイミングなのだと語っている。

最初のファンドがフルインベストメントの段階に達した今こそ、資産管理業務をスピンアウトして、弊社独自の資産管理ビジネスを確立するタイミングなのではないかと考えていました。Gordian Capital は素晴らしい発射台となりました。

前田氏は、以前は BEENOS で投資部門のトップを務め40社以上に投資を行い、 デジタルガレージやカカクコムと協力して、2010年に日本初のスタートアップアクセラレータプログラム Open Network Lab を立ち上げた。主な投資先企業として、Instacart、FundersClub、Everlane、Anyperk、Virool、Skimlinks、Screenhero、Kamcord、Lob、Fril、Qiita などが挙げられる。

e27 は BEENEXT に問い合わせ中だ。回答が得られ次第適宜記事を更新する予定。

【via e27】 @e27co

【原文】

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