老人ホームなどで患者へのチェックインや食事のリマインダーなどを人間に代わってやってくれるコンシェルジュロボット「SAM」

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image via. Luvozo

<ピックアップ> SAM goes west: Luvozo to pilot at Prestige Care communities  

シニア向けロボットは、自宅でシニアの話し相手になってくれる「Buddy」などいくつも登場している。

老人ホームなどの施設で導入されることを前提に開発されるのが、コンシェルジュロボット「SAM」だ。医療とは直接関係ないタスクでシニアを支援したり、アクティビティに共に参加するなどして話し相手になってくれたりする。

シニア向け施設は、継続就業率が低いことによる人材不足や、運用コストの上昇といった課題を抱えている。SAMが日常業務を肩代わりすることで、人は人間なければできない仕事に注力することができるという。

例えば、入居者の様子を定期的にチェックしたり、シニアが転んでしまいそうな場所を特定して注意を促したり、食事の時間をリマインドしたりしてくれる。

2016年1月時点で、北米で計70箇所のシニアコミュニティを運営する「Prestige Care」でパイロットプログラムを開始することを発表していた。

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