イスラエル発のモバイルアプリDSP大手Taptica、モバイルマーケティングスタートアップのアドイノベーションを最大570万ドルで事実上買収

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2017.7.18

イスラエルに拠点を置くモバイルアプリ DSP 大手 Taptica(AIM:TAP)は17日、東京のモバイル広告分析スタートアップであるアドイノベーションを買収したと発表した。アドイノベーションのリリースでは資本業務提携と表現されているが、Taptica の発表したリリースによれば、事実上の買収であるようだ。両社はアドイノベーションのバリュエーションや買収額を公表していないが、有名経済ニュースサイト Morningstar は、買収額を最大570万ドル(発行済全株式の57%に対して)と報じている。

アドイノベーションは2010年3月に設立。これまでに「AdStore Tracking」や「HITRACKING」など、モバイルデベロッパ向けの広告分析ソリューションを開発し、2013年にはDBJキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、三菱UFJキャピタルから1.6億円を調達、2014年にはデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC、東証:4281)と資本業務提携を果たしている。一時期は、ロシア市場への進出も画策していた。今年2月には Taptica と提携し、Taptica の DSP 製品の日本市場へのマーケットエントリをアドイノベーションが支援することを明らかにしていた。

今回の買収を受けて、Taptica からは4人がアドイノベーションの取締役に就任予定で、現在のアドイノベーション取締役である石森博光氏と竹内純氏は続投となる。今後は、アドイノベーション、Taptica、DAC の3社で事業拡大を行なっていくとしている。

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