本稿は、THE BRIDGE 英語版で翻訳・校正などを担当する “Tex” Pomeroy 氏の寄稿を翻訳したものです。オリジナルはこちら。
大阪を拠点とするパナソニックは2018年に創業100周年を迎えるが、同社はこれからの100年の世界を豊かにする実験的なスペースを作るという精神のもと、ロフトワークとカフェ・カンパニーというスタートアップと共同で、JR 渋谷駅の南のエリアに新たなコラボレーションスペースを7月に開設した。
3階建の「100 BANCH」と名付けられた建物には、最上階にパナソニックが支援するコラボレーションスペース「LOFT」が設けられ、2階の「GARAGE」というワークスペースはメンバーに開放されている。1階にはカフェ・カンパニーが運営するカフェスペース「KITCHEN」が入る。渋谷は日本のスタートアップが集まる場であり、1世紀前に小さな町工場から始まったパナソニックは、ビジネス課題に臨むそんなスタートアップを支援したいと考えている。
オープニングイベントには、東京大学大学院農学生命科学研究科の岩田洋佳准教授が支援するアクアポニックス(水産養殖と水耕栽培と組み合わせた技術)のベンチャーから、日本全国で見つけたユニークな地元料理を紹介し、地方都市の活性化を目指す NPO「Re:recipe」まで、この建物に入居が決まっているさまざまな人たちが顔を揃えた。
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