衛星画像から得た地球の情報を提供するサンタフェ発Descartes Labs、3,000万ドルを調達

Image Credit: Descartes Labs

衛星画像から取得した地球に関する情報を提供する Descartes Labs は24日、ロサンゼルス拠点の March Capital が主導するシリーズBラウンドで3,000万ドルを調達したことを発表した。Crosslink Capital、Cultivian Sandbox、また過去にも出資している投資家たちが今回のラウンドに参加している。農業コングロマリットで、同社の顧客でもあるCargillも本ラウンドに参加した。

今回調達した資金を元に、Descartes は事業の成長と新たなデータソースの取得への取り組みを加速させる予定だ。

Descartes Labs は、様々なソースから取得した生データを処理し、企業にとって利用しやすい、結果を引き出しやすい形にするためのいわば「精製所」を開発している。そのために、同社は大規模なクラウドコンピューティングの力を活用している。ペタバイトの衛星画像を16時間で処理するために、Google Cloud Platform の3万の CPU コアを走らせたこともある。

同社の事業が成長している一方で、変わらない部分もある。ニューメキシコ州サンタフェの本社だ。

40名のチームとともに、事業の拠点をニューメキシコに置くことは、Descartes Labs にとって理にかなった判断だ。というのも、同社は3年弱前にロスアラモス国立研究所からスピンオフして生まれたからだ。だが、事業が成長するにつれ、サンタフェにいることは数多くの利点をもたらしたのだとマーク・ジョンソン CEO はコメントする。

世界の中でも非常に美しい場所に住んでいて、かつ地球についてより理解を深めようとしているとき、この美しい、自然へのアクセスが良いサンタフェのような場所に惹きつけられる人々は、まさにすばらしいサイエンスをやりたいと心から思うような人たちでもあるんだ。

それに加えて、フードやアートシーンが活気あること、サンフランシスコや他のテックハブに比べて住宅価格が安いことが理由で、社員が家を所有しやすい環境であることも強みだ。

とはいえ、初期の資金調達をするのが難しかった点など、サンタフェでテックスタートアップを築くことは決して簡単ではなかったともジョンソン氏は言う。また、サンタフェに会社をもつと、入社する社員は、より大きなキャリアへのワンステップとしてではなく、チャレンジしたい問題に取り組む機会として参加してくれるという。

(本記事は抄訳になります。)

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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