ARを活用したインドアマップ&ナビゲーションアプリ「aisle411」

SHARE:

AR(拡張現実)を活用したインドアマップ&ナビゲーションツールが、「aisle411」だ。同社によると、オンラインショッピングが普及したかに感じられる今でも、未だに小売の売り上げの90%はオフラインで発生しているという。

欲しいものをピンポイントに検索できるオンラインと違って、リアル店舗で買い物する際のネックは欲しい商品を探すのに時間がかかること。データやテクノロジーを活用することで、aisle411は、リアル店舗でのショッピング体験をオンラインのそれに近づけようとしている。

2012年夏時点で約100店舗にとどまった対応店舗は、今ではスーパーや空港など1.4万箇所にまで拡大。導入先には、玩具のトイザらス、ドラッグストアのWalgreensなどが含まれる。

例えば、スーパーで欲しいアイテムを検索すると、それが置いてある場所を教えてくれる。裏側で、顧客が探した商品、購入した商品、滞在時間といったデータを取得することで、サービス全体の改善にもつながる仕組みだ。

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する