
Image credit: 福岡市
福岡市は28日、シンガポール政府のスタートアップ支援機関である ACE(Action Community for Entrepreneurship)とスタートアップの相互支援に関する覚書を締結したことを明らかにした。これまでに福岡市は、エストニア政府、ヘルシンキ市、台北市、台湾スタートアップハブ、サンフランシスコ D-HAUS(btrax による運営)、フランス・ボルドー都市圏、ニュージーランド・オークランド市と同様の覚書を締結しており、今回の ACE を含めると8例目となる(エストニア政府とは、傘下の3つの機関と覚書を締結)。
28日に実施された覚書締結式にあわせ、福岡市のスタートアップ5社とシンガポールのスタートアップ5社によるピッチが実施された。審査の結果、シンガポールから参加したオンライン注文システムを提供するスタートアップ NinjaOS が Fukuoka Award を獲得、福岡市進出時の航空運賃やオフィス賃料補助の特典が提供されることが明らかにされた。
本覚書の締結により、福岡市の Fukuoka Global Startup Center を通じて依頼すると、スタートアップはシンガポールで ACE が運営するインキュベーション施設への入居に便宜が図られるほか、ACE が提供する現地の金融機関・業界団体・大学等の紹介,ビジネスマッチングなどのサービスが受けられる。

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