シンガポール発の市場調査効率化アプリ「Happi」、11ヶ国語対応のバージョン2.0を公開——日本を含む、世界サービス展開に着手【ゲスト寄稿】

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本稿は、THE BRIDGE 英語版で翻訳・校正などを担当する “Tex” Pomeroy 氏の寄稿を翻訳したものです。オリジナルはこちら


Happi

シンガポールを拠点とするマイクロサーベイ・スタートアップ Happi は、アジア太平洋地域向けにバージョン 2.0 となるアプリをローンチし、その世界展開を東南アジア、オセアニア、インド、スリランカ、日本、コロンビアから着手した。他の地域については、現在調整中だ。このアプリは11カ国語で利用可能で、パートナーやクライアントが、迅速、簡単かつ低価格で、マーケットリサーチやコンシューマアクティベーションを実施するのを可能にする。

2016年1月に Greg Lipper 氏が設立した Happi は、これまでに2万人超のユーザから250万件を超えるアンケート応答を処理している。回答者の多くは、シンガポールとマニラの大学生からだ。

Lipper 氏は語る。

マーケティングの視点から最近変化しているのは、その簡単さと頻度の多さだ。回答者は、じっと座って再び連絡が来ることのない会社からの45分間のアンケートを受けるのではなく、1分ほど費やして回答に答えるだけで賞がもらえ、我々は回答者に必要なときに連絡がとれる。

Happi CEO の Greg Lipper 氏

このマイクロサーベイアプリは、正確に定義された消費者セグメントに対して、クライアントが理解し、エンゲージし、意見を交わすことを可能にしてくれる。

アンケートは迅速かつ定期的に実施され、アンケートに5問答えることで得られる賞や好きな社会貢献の機会が得られることで、回答者のリテンションを高める。

チーフハピネスオフィサーでもあるという Lipper 氏は続けた。

消費者とは、日常会話をベースに関係を築いています。突発的に行うアンケートではないのです。

Happi は資金を調達すべく、チャリティ、チーム、クラブ、コミュニティ、学生活動グループなど幅広いつながりを通じてユーザを集め、リスクが無く費用もかからない、コミュニティ醸成の方法を提供している。

Lipper 氏は付け加えた。

このアプリを使えば、世界中の企業や個人が、極めて正確にプロファイルされた消費者に本当に欲しいものを尋ねることができます。そして、彼らの正確な嗜好に基づいて、微調整されたプロモーションを展開することができます。

Happi の新しいセルフサービス・ポータルを使えば、クライアントは自らのセグメントを定義し、その属性に合った回答者の人数を確認でき、アンケートを立ち上げ、インタラクティブレポートでアンケート結果を確認することができる。

Lipper 氏はこうも指摘した。

従来のマーケットリサーチは高価、複雑かつ資源集約的で、大手のアジア企業や多国籍企業だけが、形式的なマーケットリサーチを事業計画や事業開発に取り込むことができました。Happi は、より幅広い企業がマーケットリサーチできるよう、より迅速、より簡単、より安価にします。この Research Lite(軽量版アンケート)のアプローチは、アジア太平洋地域の中小企業に対して、我々がより洗練されたマーケティング計画やデジタルエンゲージメント戦略を提供する道のりの、最初の一歩となります。