インドネシアのO2O eコマーススタートアップKioson、IPOを発表予定

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インドネシア バリ島ウブドの典型的な「ワルン」(小さな売店)の一例

インドネシアの O2O e コマーススタートアップ Kioson が木曜(9月7日)、インドネシア証券取引所(IDX)での IPO を予定しているという情報を e27がつかんだ。

Kioson は、IDX に上場されるインドネシアのスタートアップとしては初の企業となる。2016年4月に KinerjaPay がアメリカの店頭市場で IPO したのに続く動きだ。

DailySocial の報道によると、Kioson は発行済み株式数の23.08%に相当する1億5,000万株を売却する方針だ。

この記事では匿名筋の情報として、新たに獲得した資金で関連テック企業を買収する計画があると報じている。

IDX での取引開始は10月からの予定。

2015年に Roby Tan 氏と Viperi Limiardi 氏により設立されたこのスタートアップは、サービスが受けられない地域コミュニティにおいて個人エージェントの力を借りてオンラインの取引を可能としている。今年初めに配車サービス大手の Grab により買収された Kudo のビジネスモデルによく例えられる。

最近は、Mitra Komunikasi Nusantara より45万米ドルを調達している

状況の進展があり次第、続報をお届けする。

【via e27】 @E27sg

【原文】

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