ON THE TRIP のチーム(奈良市・大安寺にて) Image credit: on the trip
3ヶ月ほど前、GPS と連動した5ヶ国語対応のオーディオトラベルガイド・モバイルアプリ「ON THE TRIP」を紹介した。旅をテーマにする ON THE TRIP のチームは、自らも旅をしながら事業を推進することを目指している。そのためのオフィスバスが先ごろ完成、奈良市で活動を開始し始めた。
このバスは、夜行バス「VIP ライナー」を運営する平成エンタープライズから、ON THE TRIP のチームが無償で譲り受け改造を施したものだ。バスの中で仕事や生活ができるよう、数ヶ月をかけて DIY で太陽電池と蓄電システム、キッチン、オフィスデスク、ベッドなどが設置された。ON THE TRIP を率いる成瀬勇輝氏によれば、当初はモバイルアプリのローンチと同時に、このバス全国キャラバンを開始する考えもあったようだが、その奇抜なアイデアと構造ゆえ、車検を通過させるのに思いのほか時間がかかったようだ。
ON THE TRIP のチームは奈良周辺に滞在中で、協力してもらえる駐車場にオフィスバスを停めさせもらいながら、目下、奈良市のトラベルアプリを制作中。コンテンツ作成のための取材、執筆、写真撮影、アプリ公開までの一連作業は、オフィスバスの中で実施している。今後は、京都府京都市、香川県高松市、山梨県富士吉田市へと移動する予定だ。この実験的な活動の一部始終は、ON THE TRIP のウェブサイト「VAN THE TRIP」で公開されている。
改造ペインティング中のバス Image credit: on the trip床には木材を貼り付け Image credit: on the tripバスの中でも仕事ができるよう、屋根全面にはソーラーパネルを設置 Image credit: on the tripオフィスバス内で談笑する、成瀬勇輝氏(右・創業者兼 CEO)とON THE TRIP の志賀章人氏(左・クリエイティブディレクター) Image credit: on the trip簡単な料理ができるキッチンの機能も備わっている Image credit: on the trip
Google は、同社の Cloud Machine Learning プラットフォームの一部として昨年公表された Cloud Speech API への重要なアップデートを多数発表した。 Cloud Speech API を使えば、簡単に言えばサードパーティの開発者や企業が Google の高度な音声認識機能を自身の製品に組み込むことができる。例えばコールセンターでは、このAPIを用いて発信者の…
Cloud Speech API を使えば、簡単に言えばサードパーティの開発者や企業が Google の高度な音声認識機能を自身の製品に組み込むことができる。例えばコールセンターでは、このAPIを用いて発信者の要求を「聞く」ことで、自動的に特定の部門に電話をつなぐのに使えるかもしれない。Twilioは今年の初めにこの API を音声プラットフォームに組み込み、開発者が製品内で話したことを文字起こしできるようにした。
今回 Google は Cloud Speech API に3つのアップデートを行ったと発表した。その中でも目玉となるのはほぼ間違いなく単語レベルの時間オフセット、つまりタイムスタンプである。これは、長めの音声ファイルの中からユーザが特定の単語を検索する必要がある時に特に便利である。基本的には音声が直接テキストにマッピングされるため、インタビューなどである単語やフレーズがどこで使われたのか、研究者からレポーターまで誰でも検索することができる。音声に合わせてリアルタイムでテキストを表示することもできる。
Google のプロダクトマネージャーである Dan Aharon 氏はブログで次のように説明した。
Google は元の89言語に新たに30言語を追加した、というのが今日(8月14日)の Cloud Speech API アップデートの3つ目のニュースだ。追加された言語には、アフリカでは数百万人の話者がいるスワヒリ語とアムハラ語、2億人以上のネイティブスピーカーがいると言われているベンガル語(バングラデシュおよびインド)、ウルドゥー語(パキスタンとインド)、グジャラート語(インド)、ジャワ語(インドネシア)などがある。今回サポートした言語によって、Google の音声認識技術は世界の10億人が使えるようになったのだ。
ホームセキュリティ・デバイスや関連するクラウドサービスを開発する Secual(セキュアル)は31日、NHN JAPAN の CVC として今年7月に設立された NHN CAPITAL から資金調達したことを発表した。調達金額は明らかにされていない。Secual は NHN CAPITAL にとって、初の投資先となる。 今回の調達を受けて、Secual はデータソリューション分野やアジア地域に強固…
ホームセキュリティ・デバイスや関連するクラウドサービスを開発する Secual(セキュアル)は31日、NHN JAPAN の CVC として今年7月に設立された NHN CAPITAL から資金調達したことを発表した。調達金額は明らかにされていない。Secual は NHN CAPITAL にとって、初の投資先となる。