センスの良い個人が普段着をコーディネートしてくれる「Pick box」のβ版公開、dress boxと二軸でファッションのシェアエコを実現

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ドレスのレンタルサービス「dress box」を運営するSENSATIONは9月28日、個人向けのファッションコーディネートサービス「Pick Box」を公開した。

Pick boxではサイズや予算、好きなスタイル、好きな⾊などのアンケートをもとに、ユーザーの好みに沿った5アイテムをスタイリストがコーディネートして自宅へ郵送してくれる。アイテムにはスタイリストのコメントがついており、実際にアイテムを試着して気に入ったアイテムは購入が可能だ。不要な商品は送料無料で返品する。同サービスは服選びに対する時間などのコスト短縮や服のコーディネートがわからないといった悩みの解決を目指す。

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服をコーディネートするスタイリストは、芸能人の服を選ぶようなプロのスタイリストをはじめとして、今後は読者モデルやミスコンファイナリストなどの「センスの良い個人」をメインに起用していく。リリース段階で指名制度はないが、実装していく予定だ。

ファッションコーディネートの分野ではairClosetなどのファッションレンタルサービスも登場している中で、同サービスにはどのような特色があるのか同社代表取締役の有吉洋平氏に聞いたところ下記のように回答してくれた。

「月額制ファッションレンタルサービスなどの競合サービスとの違いとしては、レンタルでなく購買体験を重視しているという点があります。 dress boxを運営していく中で、特別な日の服は貸したり借りたりしたいが、普段着に関してはレンタルでなく新品のものを買いたいという要望が多くあったためコーディネートしたものを買うという形になりました 」(有吉氏)。

同社は先にリリースした「dress box」で特別な日用の服、「Pick Box」で普段着るための洋服といった二軸でアプローチしていく。実際にテスト段階ではPic boxのユーザーがdress boxでドレスを貸したり、ドレスを借りた人がPic boxを利用するというケースが見られたそうだ。

今後は購買のみでなく売る・貸す・借りるといったファッションのシェアリングエコノミーサービスを目指す。グローバル展開も視野に入れており、日本で使われなくなった衣類を海外でレンタルするサービスなども検討をすすめている。

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