グローバル・ブレインのビジョンに賛同する形で、この分野に詳しい Omise と OmiseGO (タイ)の創業者兼 CEO である長谷川潤氏のほか、Ethereum Foundation の元アドバイザーで現在は OmiseGo のスペシャルアドバイザーを務める Thomas Greco 氏、イーサリアムベースの暗号トークン「DigixDAO」を開発する Digix(シンガポール)の創業者兼 CEO Kai Chen Chng 氏、ブロックチェーンを使ったモバイル決済スタートアップ Coins.ph(フィリピン)の創業者 Ron Hose 氏が、GBBL のアドバイザリーボードに参加することが決定している。アドバイザリーボード参加者の所属会社のうち Coins.ph については、グローバル・ブレインが2016年10月のシリーズ A ラウンドに参加している。このほかにも、World Blockchain Foundation から、著名人物をアドバイザリーボードに招聘中だという。
ブロックチェーンに関する世界の VC の動きを見てみると、著名な未来学者 Don Tapscott 氏の息子でベストセラー「Blockchain Revolution(邦題:ブロックチェーン・レボリューション、ダイヤモンド社刊)」の共著者である Alex Tapscott 氏が設立したブロックチェーン特化ファンド NextBlock Global が、年内にもトロント証券取引所に IPO する予定。ニューヨーク拠点のイーサリアム特化スタートアップ・スタジオ ConsenSys は今月初め、5,000万ドルの投資ファンドを立ち上げたほか、世界的大富豪で投資家の Mark Cuban 氏は先月、暗号通貨専門サイト Coinbase の元ビジネス開発マネージャー Nick Tomaino 氏が立ち上げた、2,000万ドル規模の暗号通貨特化ファンド「1confirmation」に出資したことが明らかになっている。
データ解析に適したパソコンを持っていないユーザや、プログラミングを始める以前に環境構築に不慣れなユーザにも気軽に参加してもらえるよう、Microsoft Azure ベースで市価100万円程度の PC と同等の解析環境を web ブラウザ経由で提供しているのが特徴。オリジナルの演習コンテンツは現在40種類、毎日6時間は Aidemy 在籍の人工知能エンジニアが講師として質問や答案添削に対応する。
5月29日から月に2回程度、半日コースの機械学習勉強会を開催しているほか、今月11日から4ヶ月間限定で「オンライン家庭教師 Aidemy(ベータベータ)」を月額10万円程度で提供開始、さらにこれをオンライン添削ゼミとしてパッケージ化し、来年1月くらいから月額1万円くらいで提供したいとしている。ベンチマークは、今年 Google に買収された Kaggle。Aidemy では将来、日本の内外10万人程度をユーザとして確保したいとしている。
アジアから日本への留学支援プラットフォームを運営していた ST Booking が、ピボットして新しく始めたのが「カケコム」。離婚調停をはじめ身近な問題で弁護士に相談できるモバイルサービスだ。日本では、年間350万件以上のトラブルが弁護士によって受任されているが、反面、身近に頼れる弁護士がいない消費者にとっては、トラブルが生じたときに誰に相談すればいいのかわからない、知り合いに相談しにくいなどの問題が生じる。カケコムは、このような消費者に弁護士への相談窓口を提供してくれる。
本稿は、Disrupting Japan に投稿された内容を、Disrupting Japan と著者である Tim Romero 氏の許可を得て転載するものです。 Tim Romero 氏は、東京を拠点とする起業家・ポッドキャスター・執筆者です。これまでに4つの企業を設立し、20年以上前に来日以降、他の企業の日本市場参入をリードしました。 彼はポッドキャスト「Disrupting Japan」を…
ラボで肉を培養することは、この数十年にわたり SF の定番だったが、ジェットパック(ランドセルのように背負ったジェットの噴射によって推進する飛行器具)と同じで実用的になることはなく、少なくとも大規模に展開されることはなかった。しかし、Shojinmeat の羽生雄毅氏と彼のチームは、それを変えつつある。