ユーザによるデータコントロールが可能なシンガポールのソーシャルネットワーク「Indorse」、ICOで900万米ドルを調達

by e27 e27 on 2017.9.29

ユーザによるデータコントロールが可能なイーサリアムベースのシンガポール発ソーシャルネットワーク Indorse」は、最近完了した ICO(イニシャルコインオファリング)において2万7,422イーサ(約900万米ドル)を調達したと e27 に伝えてくれた。

ソーシャルメディア、および人気のあるプラットフォームの多くがユーザベースからとてつもないデータ量を引き出しているという事実を巡っては、一つの問題がある。

世界中で利用されている Facebook や Twitter は、世界をつなぐ意味では素晴らしいが、ここで最も価値のある資産はユーザデータで、これを販売して巨額の利益を得ている。ユーザ(ここではデータ)は、こうしたやり取りの中で何らメリットを受けず、かつ情報の使用法に対するコントロールもしていない。

Indorse は、ブロックチェーンの分散化ネットワークを使って、ユーザがデータに対するコントロールを取り戻せるようにし、プラットフォーム上の広告に使われるトークンを売買したいとしている(上にある動画を見るとサービスの概要がつかめるだろう)。

さらに、ブロックチェーンの台帳が分散化されているという性質から、Indorse ユーザはソーシャルネットワークで使われている現行モデルと比較して、エコシステム内でプライバシーをきちんと保つことができる。

取引で使われる通貨は、「支持」(エンドースメント、ブランド名に従えば Indorsement)であり、Linkedin と同じ方法で生成される。

ユーザはまず、スキルを基本としたプロフィールを作る(私はギターが弾ける、会社を保有している、e27に記事を書いているなど)。他のユーザがこのプロフィールを見て、匿名でそのスキルを支持する。マーケティング用動画によると、Indorse は支持を完全な匿名にするためのテクノロジーを使っているという。

仲間のユーザを支持することで当事者双方にトークンが与えられる(さらに、支持を受けた人の評価スコアが上昇する)。得られたトークンは Indorse で広告やその他サービスの購入に使うことができる。

このトークンは取引可能であるほか、暗号通貨取引所にも公開される。

同社の共同設立者は David Moskowitz 氏と Gaurang Torvekar 氏。e27の読者ならこの2人は Attores のチームメンバーであることをご存知だろう。両氏は2つの会社を同時に運営しているのだ。

特筆すべきは、8月8日から9月7日までの1か月でこのチームが900万米ドルもの資金を調達したことだ。これほど短期間の調達にしてはかなりの金額である。

【via e27】 @E27sg

【原文】

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