映像クリエイター向けプラットフォーム「Vook」運営のアドワールが総額1億円の資金調達を実施、対象クリエイターの幅を広げる

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アドワールのメンバー、左下が代表の岡本俊太郎氏/同社提供

映像クリエイターのための情報プラットフォーム「Vook(ヴック)」を運営するアドワールは10月30日、みずほキャピタルおよび大和企業投資に対する第三者割当増資を実施した。調達した資金はみずほ銀行および日本政策金融公庫からの借入を含めて総額1億円。株式と借入の金額や株式比率、払込日などの詳細は非公開だ。

2016年2月にβ版をリリースしたVookは映像に関わるクリエイターが知識や情報を共有するナレッジシェアプラットフォーム。技術情報をシェアする「Vook note」と招待制のポートフォリオ「Vook port」の2つのサービスが提供されている。またWeb上だけでなく、全国でユーザーイベントや合宿などを開催し、クリエイターのコミュニティ化を促進する。

ユーザー数は数万人規模で特に実写やアニメーション、CG、VRなどの映像に関わるクリエイターの利用が多いのが特徴。ナレッジ共有のほか、ポートフォリオによるユーザーマッチングなどにも活用されている。

今後同サービスはカメラや映像の編集だけでなくCGや音楽、俳優などにも幅を広げて動画制作に関わるクリエイターを支援していく。また調達した資金はサービス拡充のためのシステム構築やコンテンツ制作などに充当し、プラットフォーム開発やイベントの開催などを実施する予定だ。

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