最年長でも23歳、東大発スタートアップのAppBrewが総額8000万円の資金調達、運営するコスメアプリ「LIPS」は30万DLを突破

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「東大発」「平均年齢」という文字をタイピングする度、スタートアップ界に新たな世代がやってきたことを感じるこの頃。ライブコマースのPinQulしかり、ミレニアル世代の目線からつくられたサービスが続々と登場しはじめた。

今回、約9カ月で30万ダウンロードの突破を発表した「LIPS」を運営するAppBrewも東大発、最年長のメンバーが23歳という若手のチームだ。

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コスメの口コミアプリ「LIPS」を運営するAppBrewは10月30日、総額8000万円の資金調達を2017年5月に実施していたことを発表した。引受先はANRI、Skyland Venturesと個人投資家でフリークアウト代表取締役の佐藤裕介氏、PKSHA Technology代表取締役の上野山勝也氏、中川綾太郎氏、青柳直樹氏、関口聡介氏。株式比率や払込日などは非公開だ。

2017年1月にリリースされたLIPSは「オシャレなあの子の使っているコスメが分かる!」をコンセプトにしたティーン向けのコスメの口コミアプリ。InstagramやTwitterに投稿する気軽な感覚で使用コスメの口コミを投稿することができる。

メインターゲットは10代から20代前半のミレニアル世代の女子たちだ。お目当のコスメを購入する前に口コミを参考にしたり、おしゃれなユーザーをフォローして新しい口コミを探したり、といった使い方で約15万件を超える口コミが投稿されている。

サービスが成長段階にも関わらず、同アプリの口コミを見ていると非常に丁寧で画像もこの投稿のために撮影したと思われるものが多々みられた。「はじめは社内で何件か投稿したりもしていたのですが、ユーザーさんがその投稿を見て自然とわかりやすい投稿をしてくれるようになったんです」と同社取締役の松井友里氏は教えてくれた。

授業で出会って弟子入り、サービスは実体験から

写真左より同社代表取締役の深澤雄太氏、取締役の松井友里氏

代表の深澤雄太氏と取締役の松井友里氏は大学の授業で出会った。20歳のときからフリーランスとして受託開発を請け負っていた深澤氏に松井氏がプログラミングなどを学ぶために弟子入りした形からチームはスタートしている。現在は役員2人とエンジニアの東大生のインターンが2人、マーケティングとコンテンツ制作のメンバーが3〜4人の運営体制だ。

はじめは受託開発から事業をスタートし、自社サービスも開発するようになった。LIPSは松井氏がTwitterやInstagramを見ていたときに「カテゴリ別に見れないので見たいコスメが探しにくい」「SNS上では盛り上がっているのにコスメの情報が検索しやすいサイトがない」と感じたところから生まれている。

「ユーザーは中高生や大学生が多く、良い意味でノリが軽い投稿が多いです。もともとミクチャ(MixChannel)やTwitterに慣れている世代なのでYoutubeなどを見てコメントをつける感覚で利用されています」(松井氏)

インフルエンサーなどの起用もはじめており、サービス内で10000フォロワーがつくユーザーもいるため今後はユーザーを公式化してインフルエンサーを生み出せていくことなども検討している。機能面では写真検索の開発をすすめており、現在同機能は1000商品でテストした結果88%の精度で実現している。

調達資金はコンテンツやマーケティングの強化およびサービス開発やマーケティング人材の獲得に充当し、メンバー体制を強化していく意向だ。

「コスメの情報が多いのは恋愛もファッションも含めたキュレーションメディアですが、あくまでもコスメ特化で長くアプリを愛用し、滞在して楽しんでくれるようなコミュニティ作りを意識しました」と代表の深澤氏は語っていた。

 

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