「WOVN.io」がSBIグループの稟議承認システム「承認Time」と連携、各国のグループ企業社員向けに最大30ヶ国語での稟議承認環境を提供

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ウェブサイト多言語化ツール「WOVN.io(ウォーブン・ドット・アイオー、以下、WOVN と略す)」を運営するミニマル・テクノロジーズは2日、SBI ビジネス・ソリューションズと業務提携し、SBI ビジネス・ソリューションズのクラウド型稟議・回覧ワークフローシステム「承認 Time」に WOVN を搭載することを明らかにした。

SBI グループは世界各国に持株会社や事業会社を抱えており、バックオフィス業務や BI ツールについては、経営資源の効率運用の観点から SBI ビジネス・ソリューションズがシステムを開発・運用し、グループ内にサービスを提供している。社員の出身国や使用言語が異なるために、システムのメニュー内容やインプット/アウトプットされる情報には翻訳が必要になるが、今回の連携では、その役目を WOVN が担うというものだ。

今回は、SBI グループが抱える SaaS の中でも、翻訳作業が入ることで業務に遅延が生じやすい稟議承認システムから導入。韓国で国際送金事業を開始予定の SBI Cosmoney が利用する。業務の効果や社員の反応がよければ、同社は全グループにサービスを展開することになるだろう。「承認 Time」は SBI グループ外にも提供販売されており、オプション料金を支払えば、一般企業でも利用が可能だ。

今回のしくみでは、「承認 Time」の機能メニュー部分については、WOVN の機能を使って事前に人的な翻訳がされた結果が、ユーザの利用言語に応じて表示される。稟議申請内容、および、承認内容については、WOVN の機能を使って機械翻訳がされた結果が表示される。

WOVN はもともとウェブサイトの多言語化を意図して開発されたが、SaaS の多言語化にも有用であることが判明したのは興味深い。大企業の場合、多言語化はフルスクラッチ開発で行なっていることが多く、数千万円単位で費用がかかることが普通だという。これらの企業では、稟議内容の翻訳についても社内の翻訳担当者や、外部の翻訳会社を都度利用することが多い。

ミニマル・テクノロジーズでは、この SaaS に WOVN を導入してもらうスキームを今後、大企業、EC サイト、自治体、インバウンド、クラウドサービス事業者などに積極展開していきたいとしている。

ミニマル・テクノロジーズは昨年12月、シリーズ B ラウンドで SBI インベストメントなどから3億円を調達している。

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