即時買取アプリ「CASH」を提供するバンクは11月27日、査定したアイテムの買取金額に最低保証をつけることを発表した。同社の基準で査定されたアイテムであれば、最低金額として1000円を保証するというもの。現時点で査定ルールは変更されており、ユーザーはCASHに査定出品が可能なアイテム(カテゴリが存在するもの)に合致したものであれば状態の如何を問わず1000円以上で買取をしてくれる。アプリはiOSのみで利用可能で、Android版は準備中となっている。利用は無料。
これまでCASHで査定したアイテムは低いもので数百円の結果のものもあったが、それが一律で引き上げられた形。ただし、引き続き偽ブランド品やカテゴリとは異なる商品を送付した場合はユーザーの評価が引き下げられたり、場合によってはアカウントの停止などの措置が取られるほか、刑事罰の対象となる可能性もある。
CASHを運営するバンクの創業は2017年2月。6月末にサービスインをした際は査定した商品金額を即入金し、その後に買い取るか、もしくは査定金額の返金かを選べる現代版の「質屋」サービスとして登場し話題をさらった。
しかし、初日に現金化された3.6億円のアイテムの内、そのほぼ全員が買取を希望していたことから「即時買取サービス」に集中。11月21日にはサービスイン2カ月ながら70億円という評価でDMM.comに売却し、自身までも「即時現金化」したことでさらに大きな話題となっている。
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