
Image Credit: Ada Health
人工知能(AI)と医師を融合させるテレメディシン(遠隔治療)アプリ、Ada Health のユーザが急増する中、熱狂する投資家らがベルリンを拠点とする同スタートアップに大きく資金を投じようと動き出した。
Ada Health は本日(10月31日)、Access Industries、June Fund、およびベルリン拠点の Cumberland VC がリードする資金調達ラウンドで4,700万米ドルを調達したと発表した。さらに、当初 Amazon Alexa の開発を支援していた AI 起業家の William Tunstall-Pedoe 氏も同ラウンドに参加したという。
Ada Health の CEO 兼共同設立者の Daniel Nathrath 氏は声明でこのように語っている。
ヘルスケアの将来は、個人が実践可能な有用情報をすぐに手に入れることができ、医師と人工知能が協力して患者の健康管理をサポートするような、より一層患者に焦点を当てたモデルの実現にかかっています。
当社はローンチ以来素晴らしいトラクションを獲得しており、健康上の重大な問題を特定し次に取るべき正しい対応を知るという過程で当社がいかに役立つことができたか、毎日数えきれないほどのメッセージを受け取っています。ですがこれは始まりに過ぎず、世界中でさらに多くの人々が健康を効率的に管理できるよう支援していくことを大変嬉しく思っています。
Ada は、パーソナライズされた一連の質問をユーザに投げかけ、ユーザのデータと提示された症状を用いて可能性のある健康上の問題について情報や指示を提供している。2016年にローンチされた同アプリは現在までに150万人が利用したという。
今回のラウンドで得た資金は製品開発と米国オフィスの開設に活用される予定。また、今後もマーケティングからエンジニアリングにいたる全部門で新規雇用を継続していくという。
【via VentureBeat】 @VentureBeat
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