Branding Engineerがプログラミングスクール「TECH BOOST」を提供開始、教育からのキャリア支援プラットフォームを形成

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HR領域のサービスを手がけるBranding Engineerは11月15日、プログラミングスクール「TECH BOOST」の提供を開始することを発表した。

これまで同社は、エンジニア特化のダイレクトリクルーティングサービス「TechStars」や独立支援サービス「Midworks」といったHR領域のサービスを企画・運営してきた。今回のプログラミングスクール事業の開始により、教育から独立までの一貫したキャリア支援プラットフォームの形成を目指す。

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TECH BOOSTは3ヵ月間のコースの中で週1回のメンタリングを実施する。オンラインでの質問や学習スペースの使用、受講者の状況によってはオンラインでの受講なども可能だ。基本的なRuby on Railsの習得、希望するアプリケーションの作成、ブロックチェーン・AI・IoTの中から選択した1つの技術の取得ができる。月初から次月の受講生の募集を開始し、25日には締め切りといった流れで毎月開催される。

このタイミングでのプログラミングスクール事業への参入に関して、同社代表取締役COOの高原克弥氏に聞いてみたところ、下記のように答えてくれた。

「Branding Engineerはエンジニア特化型のキャリア支援サービスを展開し、大多数のエンジニアの就職・転職・派遣アサイン・独立を支援してきました。その経験から、どういったエンジニアが活躍するのか、またどういったエンジニアがキャリア構築で失敗するのかといったデータを豊富に保有しています。エンジニア教育領域の現状を鑑みて、このデータやノウハウを生かし貢献することが今一番最適であると考え、このタイミングでの参入を決断しました」(高原氏)。

積み上げ形式での学習でなく、将来の出口を逆算した目標設定から学習を進める同スクール。卒業後は同社の得意とするキャリア支援といったサポートを受けることができる。「入口段階で将来のキャリア構築をどこまで意識できるかが重要」(高原氏)という考えのもと、同社は時代に適応した技術での差別化や独立性を重視した学習プログラムで価値あるエンジニアの輩出を目指す。

 

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