東南アジアで人気のフリマアプリ「Carousell」、シリーズCラウンドで7,000〜8,000万米ドルを調達【報道】

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Image credit: Carousell

TechCrunch の報道によると、シンガポールを拠点とする E コマーススタートアップの Carousell は、シリーズ C ラウンドで7,000〜8,000万米ドルを調達した模様だ。

投資家の名前については語られておらず、また、調達した資金の使途についても情報は無かった。

同報道は二つの匿名の情報筋を引用したもので、Carousell 自身はこのラウンドを確認していない。

Carousell では、世界中の人々がモノを売り始めたいと思うシステムを構築することに集中している。2016年8月に実施した3,500万ドルのシリーズ B ラウンド調達により、我々は掲載数を当時の3,500万件から2017年9月現在で9,500万件まで、迅速に拡大することができた。我々は、目標への到達を支援してくれる新しい投資家やパートナーを常に求めている。現時点で共有する資金調達関連のニュースはないが、共有すべき重大なニュースが発生した際にはお知らせしたい。

今回報道された調達ラウンドに先立ち、Carousell は2016年8月に楽天、Sequoia Capital、Golden Gate Ventures、500 Startups からの3,500万米ドルにおよぶシリーズ B 調達を含め、総額4,100万米ドルを調達している。2016年の資金調達では、最も大きいものの一つだ。

Carousell は、投稿内容をブーストできるプレミアム機能など、新機能のローンチによりマネタイズを積極化してきた。これまでに、DurianaCaarlyWatchOverMe を買収している。

【via e27】 @E27co

【原文】

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