
カフェで外国語レッスンできるアプリ「フラミンゴ」は11月30日、総額1.7億円の第三者割当増資を実施したことを発表した。引受先はグロービス・キャピタル・パートナーズ、グローバル・ブレインおよび個人投資家など。株式比率や払込日は非公開だ。
今回の資金調達の目的は既存事業の開発・運用体制の強化と新規事業のための人材採用。経営体制の強化を目的とした、グロービス・キャピタル・パートナーズのパートナー兼COOの今野穣氏とグローバル・ブレインのパートナー深山和彦氏の社外取締役就任も併せて発表している。
2016年2月にβ版を公開したフラミンゴは外国語を教えて欲しい人と外国語を教える外国人のマッチングアプリ。iOS9.0以上およびWebのβ版から利用が可能で、初回レッスン1時間2000円で好きな場所を指定し、約35カ国語以上の言語の中から学びたい言語を学ぶことができる。月間200人の講師登録を獲得しており、外国人講師の登録数は1500人を超える。
同社は外国人の雇用機会の獲得や金融サービスの利用、住宅の賃貸などの様々な場面において、外国人が日本で暮らしていくのに抱える問題の解決を目指している。新規事業に関して聞いてみたところ、同社代表取締役の金村容典氏は下記のように答えてくれた。
「外国人が何かを買いたい、借りたいというときのための価値を提供を考えています。フラミンゴで稼いだお金を使って買いたいものや借りたいものを用意します」(金村氏)。
同社は過去にシードラウンドでEastVenturesなどを引受先とした資金調達、2017年6月にはメルカリや個人投資家の佐藤裕介氏を引受先とした資金調達を実施している。
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