レアル・マドリード、韓国スタートアップが開発する映像データ分析サービス「Bepro Analytics」を導入

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Image credit: Bepro 11

アマチュアからプロまで、すべてのスポーツのためのビデオベースのデータ分析プラットフォーム「Bepro Analytics」をサービスする Bepro 11 は、レアル・マドリード財団クリニックと契約を締結した。これにより、2018年3月からヨーロッパ全域のレアル・マドリード・ユース・クリニックで Bepro Analytics が導入される。レアル・マドリード財団クリニックは、レアル・マドリード財団が運営する少年サッカーコーチングプログラムである。

Bepro Analytics は2016年4月に考案、同年11月から本格サービスが開始され、高さ9メートルに設置されたカメラから撮影された試合映像を分析、関連データを算出するプラットフォームだ。人気サッカーゲームの「ウイニングイレブン」や「フットボールマネージャー」のように、チームと選手の試合内容を管理することができ、パスやシュート得点など、状況に応じて編集された映像を提供できることが、アマチュアサッカー業界ではよく知られている。また、韓国プロサッカー連盟が主催する Kリーグジュニア大会とサッカー協会が主観する K3 リーグなどの分析サービスに導入され技術を認められ、ドイツのブンデスリーガの、FC ザンクトバウリを含む 4部〜8部リーグで現在 Bepro Analytics が採用されている。

Bepro11 は現在、ドイツ・ハンブルクに子会社を設置、先月 Altos Ventures からシリーズ A ラウンドで資金を調達した。

【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom

【原文】

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