コワーキングスペースを展開するnaked Hub(裸心社)は、ビル管理のソフトとサービスで新たなマネタイズを目指している。このサービスは、不動産デベロッパーらが所有するビルをフレキシブルでソーシャルなワークスペースに変えるものだ。収益と入居率の向上が見込まれる「サービスとしてのコミュニティ」を標榜しており、デベロッパー大手3社がすでに契約を結んでいる。TechCrunch Shanghai 2017 では、naked Group の CEO である Grant Horsfield 氏が TechNode(動点科技)に対し、naked Hubが初のアジア以外でのコワーキングスペースを開設する計画があると明かした。場所はロンドンのビクトリア駅付近を予定している。
サービスとしてのコミュニティ(community-as-a-service; CaaS)を目指すこのソフトは、サービスとしてのソフトウェア(Software as a Service; SaaS)と同様、利用者単位(オフィス利用者)かつ月単位の料金体系となる。カスタマイズ料金は別途発生する。naked Hub はデベロッパーに対して、ビル内に知識豊富なコミュニティ管理者の配置も提案できるよう計画している。
このeBayアプリは、Googleがマルチサーフェス・スイッチング(multi-surface switching)と呼ぶ最新機能を活用した初の Google Assistant 音声アプリの1つである。Google は11月、マルチサーフェス・スイッチングを含む一連の変更を発表し、デベロッパーが Google Assistant を使って会話のできる無数のデバイス向けに音声アプリを作るための装備がより一層充実した。
本日(11月28日)のニュースは、eBay の製品マネージャーである Jay Vasudevan 氏がブログに投稿する形で発表された。
これまでに会話型 AI が提供してくれたあらゆる体験と同じように、eBay の音声アプリも間違いを犯してしまうものの、最初の質問から始まって対象をうまく絞り込める機能を備えている。例えば、eBay はワイヤレスヘッドフォンの検索に関する回答を返す前に、ユーザの希望するヘッドフォンが Apple 製かSony 製か、あるいはその他のブランドなのかや、イン・イヤー型かオーバー・イヤー型か、さらには好みの色を質問してくれたりする。
携帯電話に送られる結果は eBay アプリやウェブブラウザには送信されないが、直接 Google Assistant に送られる。つまり過去の Google Assistant とのやり取りをスクロールするか、Google Assistant アプリの My Activity のところに行けば、いつでも見ることができる。
今のところ Google Assistant を使ったマルチサーフェス・ショッピング(multi-surface shopping)体験は Google の音声アプリに限られているようだが、こうした機能はいつか Chromecast、さらに将来は Android OS タブレット端末での買い物で使えるようになるかもしれない。マルチサーフェス・ショッピングは、Amazon の巨大なマーケットプレイスに対抗するために Google が設けた Google Express をも変化させてしまう可能性がある。
Google Assistant は現在、Google Express での買い物時にレコメンデーションを生成できるが、それはスマートスピーカーGoogle Home の利用時に限定されている。
スマートスピーカーの Google Home に「OK Google、タオルを注文して」と話しかけると、Walmart や Bed Bath & Beyond からのレコメンデーションを受けるだろう。Google Assistant を搭載した Pixel Buds や Android のスマートフォンに「ペーパータオルを注文して」と話しかけると、皮肉なことに検索上位には Amazon.com のページが表示されてしまう。
Google Home スマートスピーカーを使った Google Express での買い物が今年利用できるようになってから、Google Express では Home Depot や Target、Costco といった米国の小売最大手が一部利用できるようになった。小売大手にとって、自然言語経由での商品発見の強化は大変な課題のように聞こえるが、可能性としては魅力がある。