「1/1 エリュシデータ」は、アニメ「ソードアート・オンライン」の主人公キリトが使用する片手剣を再現したスマート・トイ。2,000個以上の LED や6軸センサーでアクションに合わせて音と光を発するだけでなく、「スターバースト・ストリーム」と作中のソードスキル名を発声すると特定のアクションが始まる音声認識機能も搭載している。販売想定価格は6~9万円程度。
Qvie Image credit: Cerevo
「Qvie」は、3G/4G やバッテリーを内蔵した小型の自動販売機。電子ペーパーのディスプレイから QR コードを読み取るか、NFC 対応のスマートフォンをかざして現金不要で決済でき、Airbnb といったシェアリングエコノミーで誰でも無人販売ができるようになる。販売想定価格は3~4万円程度。
他にも Cisco Investments、Samsung Catalyst Fund、Robert Bosch Venture Capital、Inventure、Draper Associates、Day One Capital が投資に参加した。
AImotive は今回のラウンドで獲得した資金を同社独自の自律走行技術の開発に引き続き利用する予定。これは主に、価格が手ごろで容易に入手可能なカメラセンサーや AI 視覚処理を活用するものだ。同社によると、視界不良の環境下でさらなる安全性を確保するために非視覚ベースのセンサーを組み合わせることもできる。また、このソフトウェアはわずかな費用をかけるだけで世界中の多様な場所で走行する様々な自律走行車に取り入れることができるという。
左から:GamesBeat Summit 2017にて, インタビュアーの Dean Takahashi、AImotive の Laszlo Kishonti 氏、Slightly Mad Studios の Rod Chong 氏 Image Credit: Michael O’Donnell/VentureBeat
中国 e コマースの巨頭 JD.com(京東) が「7Fresh」と名付けられたスーパーマーケットチェーンを正式にローンチした。同じくスーパーマーケットチェーン「Hema(盒馬鮮生)」を擁する主要ライバル Alibaba(阿里巴巴)との接戦が始まる。 7Fresh も Hema と同じようにスマートテクノロジーをオフラインの買い物と融合させている。例えば買い物客がスマホの画面を商品にかざすと、食品…
Image Credit: JD.com(京東)
中国 e コマースの巨頭 JD.com(京東) が「7Fresh」と名付けられたスーパーマーケットチェーンを正式にローンチした。同じくスーパーマーケットチェーン「Hema(盒馬鮮生)」を擁する主要ライバル Alibaba(阿里巴巴)との接戦が始まる。
7Fresh も Hema と同じようにスマートテクノロジーをオフラインの買い物と融合させている。例えば買い物客がスマホの画面を商品にかざすと、食品の栄養素に関する情報を確認できる。店内を見て回る買い物客の後をロボットがついて回るような機能もある。
さらに 7Fresh では、購入した商品を30分以内に宅配するサービスも提供するという。
その他、その場で調理される各種料理を提供するレストランも開設する予定だ。
CEO の Wang Xiaosong(王笑鬆)氏は、物流サプライチェーンを備えた大規模小売店という JD.com の地位を生かして、こうした新しいプレミアムサービスを 7Fresh は提供できるようになったと述べた。1号店は開業2日で1万顧客という記録を打ち立てた。
JD が従来型店舗の小売業界に進出したのは、今回のスーパーマーケットチェーンが初めてではないが、重要な意義を持っている。以前には、同社 e コマースプラットフォームで販売されている商品を顧客が試すことができる「JD Retail Experience Stores(京東之家)」というオフライン店舗を開設している。この店舗では、顧客の購買データに基づいて在庫を調整している。