Dah Makanはマレーシア初の YCombinator 参加スタートアップだ。
マレーシア社会に溶け込んでいるフードデリバリースタートアップ Dah Makanは5日、プレシリーズAラウンドで260万ドルを調達したことを発表した。このラウンドに参加したのは、YCombinator、Texas Atlantic Capital、Swiss family office Atami CapitalとPE Fund APAX Partners の元ファウンダー、そして既存の投資家たちだ。
今回の資金調達ラウンドは、同社が2017年2月に調達した130万ドルのシードラウンドに続くものだ。
Dah Makan は2015年に創業。料理、食事の準備、配送、決済のすべてを行う、フード製造を集中させたモデルを取り入れている。AIをベースにしたルートテクノロジーを使って、顧客が選択したランチ・ディナーの時間帯に届くように配送を調整している。
今回調達した資金は、技術開発とクアラルンプールのチーム用の人材獲得に用いる予定だ。
また、2018年の第一四半期には、タイやインドネシアといった東南アジアの他の市場にも拡大することを目指す。
2017年、Dah Makan はマレーシアのスタートアップとしては初めてYCombinatorのプログラムに参加した。ヨナサン・ウェインズCEOはそのことを「誇り」であるとプレス向けの資料で書いている。
「人々が求めているものを作らなければなりません。行っているすべてのことについて、まず顧客ファーストであるべきということです。段階ごとに成長するべきです。成長はすべてのスタートアップにとって重要な指標となりますが、持続可能な形かつ長期的なビジョンに沿う形でやるべきです」
COOのジェシカ・リー氏はY Combinatorで得られたもっとも重要な教訓についてこのように述べた。
(本記事は抄訳になります。)
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