Credit Suisse、CDIB Capital(中華開発資本)のほか、既存投資家 IDG Capital も今回のラウンドに参加した。
このラウンドの最初のトランシェは2016年に行われており、その際 Rokid は5,000万米ドルを調達している。このラウンドは中国の VC 企業 Advantech がリードし、IDG Capital と Walden International が参加していた。
2014年7月に設立された Rokid はロボティクスの研究や AI 開発を専門としたスタートアップ。主に天気予報、スマートホームオートメーション、音楽、ラジオ、そしてベーシックなチャットにアクセスできる音声対話システムを提供している。Rokid 製のデバイスはサードパーティーのアプリでも対応可能だ。現在、充実した教育オプションやチャット機能といった音声サービスの提供に取り組んでいる。
本社は杭州にあり、北京とサンフランシスコに研究センターを有している。上記のサービスのほかに、家族一人ひとりを記憶・認識することができる高度の顔認識機能、声紋機能、1,300万画素の HD カメラ、8チャンネルマイクロホンアレイで構成されたテクノロジーを提供している。同社の AI サービスで家族一人ひとりの好みに合わせ、音楽やラジオなどのコンテンツをさらに個別化できるという。
中国で医療と保険の改善を目指す The CareVoice(康語)は、アーリーグロースキャピタルで200万米ドルの投資を受けたと本日(1月18日)発表した。獲得資金は保険業務の拡大、技術開発の促進、中国の主要都市におけるリーダーシップの確保、東南アジアへの進出に活用される。合計評価額については明らかにされていない。 McKinsey の記事によると、中国の医療分野の支出は2011年の3,570…
中国で医療と保険の改善を目指す The CareVoice(康語)は、アーリーグロースキャピタルで200万米ドルの投資を受けたと本日(1月18日)発表した。獲得資金は保険業務の拡大、技術開発の促進、中国の主要都市におけるリーダーシップの確保、東南アジアへの進出に活用される。合計評価額については明らかにされていない。
Alibaba Group(阿里巴巴集団)は、傘下の Alibaba Taiwan Entrepreneurs Fund II(阿里巴巴台湾創業者基金)がブティックフィットネスのプレミアムブランドとしているジム運営会社の Space Cycle による1億人民元のシリーズ B ラウンドをリードしたことで、ライフスタイル・フィットネス分野に間接的に進出した。このファンドは、起業家が Alibaba …
Space Cycle のスタジオで、「Fitness 3.0」の代表メンバーら Image credit: Space Cycle
Alibaba Group(阿里巴巴集団)は、傘下の Alibaba Taiwan Entrepreneurs Fund II(阿里巴巴台湾創業者基金)がブティックフィットネスのプレミアムブランドとしているジム運営会社の Space Cycle による1億人民元のシリーズ B ラウンドをリードしたことで、ライフスタイル・フィットネス分野に間接的に進出した。このファンドは、起業家が Alibaba のエコシステムを活用して事業を拡大する手助けをしているが、今回の資金は最新スタジオの開設や Space Cycle のオンラインプラットフォームおよびオフライン・ツー・オンラインのプレゼンス拡大に用いられる。
Space グループは2005年から中国でヨガスタジオを運営しており、 Space Cycle は昨年に中国本土への進出を果たし、現在は北京、上海、台北にスタジオを持つ。その人気は米国で証明済みだが、Space Cycle はテクノロジーを活用してエンターテイメントとグループでのフィットネスを組み合わせている。このジムでは、中華圏の音楽プラットフォームから特別に選ばれた曲が流され、スタジオのソフトウェアが照明、音響さらには動画マッピングまでを制御している。各クラスでの音楽の活用方法やソーシャルメディアを通してのユーザとの関わりについて、インストラクターは研修を受けている。
Alibaba Taiwan Entrepreneurs Fund は、現地の若い起業家や新卒者を支援するために2015年に設立された非営利のプロジェクトだ。この取り組みでは、投資資本とメンターシップを提供している。目的は、起業家がこの支援を活用し、Alibaba のエコシステムを通して中国本土の海峡をまたいだ両地域およびその他の国々での足場を築くことである。