コスメの口コミアプリ「LIPS」のAppbrewが総額5.5億円の資金調達を実施、LIPSブランド構築と新プロダクトへの挑戦

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コスメの口コミアプリ「LIPS」を運営するAppbrewは2月28日、総額5.5億円の第三者割当増資を実施したことを発表した。引受先はGunosy、グリー、ANRIおよび個人投資家ら。株式比率や払込日は非公開だ。

2017年1月に提供開始されたLIPSは、コスメごとの口コミを探すことができるコミュニティアプリ。コスメの写真つき口コミをユーザーが投稿したり、気になるコスメの情報を集めることができる。2017年2月には55万ダウンロードを超えた。

2017年1月には公式アカウントのLIPSガールズの募集を開始し、募集人数50人に対して2500人の応募があった。LIPSでは人気のアカウントだと2万人のフォロワーがいる人もいるという。

「LIPSガールズはただフォロワー数が多い、というわけではなくコアなファンがいる人なのか、ということを大切にしました。あとは雰囲気やユーザーとしっかりコミュニケーションをとっているかにも着目しました」(松井氏)

現在は中学生・高校生のティーン世代を中心にユーザーが集まっているが、今後はユーザー層の拡大にもチャレンジしていく。松井氏は「中高生が良いと思うコスメ、30代が良いと思うコスメは違う」と話し、今後はフィードのパーソナライズやユーザー別のコスメランキングといった機能追加も検討している。

2018年1月からは、企業向けに広告枠とLIPSユーザーに対してサンプリングを実施するサービスも提供開始している。現在10社を超える企業との実績があり、今後もパートナーを獲得することでマネタイズを計る。ユーザーへの課金についても現在は実施しない方向で、あくまでもBtoBでマネタイズを実施していく方向性だ。

モノのCtoC向けサービスを提供していく

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写真左より同社取締役の松井友里氏、代表取締役の深澤雄太氏

2017年2月に前回の資金調達を実施していた同社。今回の資金調達について同社代表取締役の深澤雄太氏は「LIPSを女の子なら誰もが知るサービスにし、新しいプロダクトへの挑戦のため」と話す。調達した資金はサービス開発のための人材採用やマーケティング費用に充当していく。

「インターネットに詳しい人やインフルエンサーのファンはLIPSを知ってくれるようになりましたが、女の子全員が知るアプリにする必要があります。そのためのマーケティング強化を実施するのが今回のラウンドです」(松井氏)

利用率や1ユーザーあたりの獲得単価といった部分に関してもマーケティング部分の社内体制を強化し、より詳細に戦略立てていく。また今回、引受先となったGunosyとも今後の取り組みについて検討段階。LIPSのブランド構築とアクティブユーザーの拡大を目指す。

現在チームはインターン含め15名。エンジニアは5人体制になり、深澤氏が新しいプロダクトを開発していくフェーズにもなった。すぐに新しいサービスに注力するという形ではないが、「プロトタイプを作りながら、より大きなシェアを獲得するサービスにも挑戦していきたい」ということだ。具体的な内容についても今は検討中だが、CtoCでモノに関連するサービス展開をイメージしている。プロダクト強化や新規開発のためにも今後CTOの採用なども実施していく予定。

 

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