学生起業チームにとって、起業段階からシリーズ A ラウンドでの300万米ドル獲得に至るまでの道のりは、決して平坦なものではありませんでした。TSSE の功績は、大学のインキュベーションセンター、政府(MOEA、MOE、Taipei Exchange、地方政府)、そしてスタートアップアクセラレータ(TA)と連携する学生スタートアップに向けた総合的ガイダンスの模範となるでしょう。また、学生起業家が成功するためのインキュベーションモデルを提供してくれました。
EXest にとっては制作費用を抑え良質なコンテンツを確保できる一方、放送局にとってはコンテンツの二次利用で売上を確保できる。WOWU-media は単独ではマネタイズしていないようだが、マッチングビジネスである WOW U にインバウンド客を送客する効果的なマーケティングエンジンとして機能しているようだ。
WOW U
WOW U では、東京海上日動火災保険と連携し、先月から通訳案内士向けの保険を日本で初めて導入、また、WOW U を通じてガイドとマッチングされた訪日外国人旅行者全員に旅行保険も適用している。今年に入って立ち上がった WOWU-media では全国20の地方放送局と提携し、提供する動画の再生回数合計は月間150万回を超えたという。4月には全国50局以上の放送局との提携を目指すとしている。
Austin Convention Center の中で開催されているトレードショーで、今回最も目立っている国はドイツではないだろうか。スタートアップのみならず、ドイツの中小企業のブースが数多くひしめき合う。ダウンタウンにある BARRACUDA というバーは、イベント期間中「GERMAN HAUS」と名を変え、連日朝から夜までドイツのピッチイベントやトークセッションが開催されている。
GERMAN HAUS @ BARRACUDA。ドイツのイベント会場だが、振舞われるのは地元テキサスのビール「ローンスター」
朝の9時台から無料でビールが振舞われているのは、オースティン広しと言えど、ここだけではないだろうか。GERMAN HAUS の最終日には、ドイツではなくオーストリアのスタートアップや政府の企業支援組織 Advantage Austria がイベントを広く模様。もはや、ドイツがオーストリアを侵食している感じ。
<ピックアップ> You can watch Netflix on any screen you want, but you’re probably watching it on a TV たびたびニュース欄で見かける、インターネットの普及による「テレビ離れ」という話題。数年前に比べてもHuluやPrime videoなどのサービスが登場し、手元のスマホで楽しめる動画コンテンツは増えています。そん…
このイベントは「世界を舞台に活躍する日本のモノづくりスタートアップ企業の登竜門」と位置付けられるもので、上位3位入賞チームには、4月18日にアメリカ・ピッツバーグで開催される「AlphaLab Gear Hardware Cup Final 2018」への出場権または出展権が与えられ、北アメリカ・南アメリカ・カナダ・インド・イスラエル・韓国などから選出されたチームと共に、優勝賞金5万ドルを賭けてピッチで激戦を交わすことになる。
Monozukuri Hardware Cup 2018 には日本国内27チームから応募が寄せられ、8チームがファイナリストに選出された。選考条件は、アメリカの Hardware Cup Final と同じく 1.事業化への情熱、2. 国際的な市場性、3. 潜在的な顧客ニーズもしくは大きな市場規模、4. 競合優位性 の4つに設定されている。
Monozukuri Hardware Cup 2018 で審査員を務めたのは次の方々だ。
Allen Miner 氏(サンブリッジ グループ CEO)
藤田修嗣氏(西部商工株式会社 代表取締役/EO大阪前期会長)
松崎良太氏(きびだんご株式会社 代表取締役)
Paul Kim 氏(日本エア・リキード株式会社 Digital Transformation Project Manager)