中国コワーキングスペース界のユニコーンucommune(優客工場)、競合のWoo Space(無界空間)を買収

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ucommune(優客工場)」ブランド名で運営している UrWork(北京)Venture Investment は、中国の競合でコワーキングスペースプロバイダの Woo Space(無界空間)を買収したと発表した。

両社は合併後、プラットフォームのアップグレード、会員制度の統合、ロケーションやコーポレートサービスについて2社間での情報交換、協力関係構築に注力していくことになる。

会社発表の声明によると、統合により総会員数は20万に到達するとみられている。

本案件の2ヶ月前、ucommune は New Space(洪泰創新空間)を買収したばかりだ。

ucommune 設立者兼 CEO の Mao Daqing(毛大慶)氏は Woo Space との統合について、次のように述べている。

今回の統合では、両社の企業文化と技術的な強みを活用しています。それはコミュニティ精神と、商業的、環境面での展開です。当社の全会員は ucommune のプラットフォームに統合され、より効率的、効果的なオペレーションと、コミュニティのシナジー発揮が可能となります。

Mao 氏は続けて述べた。

私はかねてより Woo Space のチームを尊敬しており、注目していました。1990年代生まれの CEO の方は、コワーキングスペースにいる若者のニーズに深い洞察を持っており、彼らの潜在能力の開発に熱心に取り組んでいます。良好なロケーションを見分ける鋭い能力と、e コマース業界での国境を超える関係構築への知見に ucommume は触発されました。

Woo Space の設立者兼 CEO の Wan Liushuo(万柳朔)氏は次のように述べている。

ucommune には地域をまたぐ大がかりな事業運営・管理の経験のほか、多様な財務運営の能力が豊富にあります。両社ともに、市場シェア、会員運営やブランド構築に際しての商業的な実績を最大限にすべく、リソースと管理機能のシナジー発揮に全面的に取り組んでいきます。

2015年に設立された Woo Space は中国全土23ヶ所で運営しており、対象面積は10万平米、企業顧客は700社以上だ。同社の投資家は、Matrix China(経緯中国)、Xinli Capital Group(安徽新力)、Meihua Angel Investment(梅花天使創投)、Qingshan Capital など。

ucommune は2016年初頭、戦略的な株式投資を通して Woo Space のシリーズ A ラウンドに参加していた。

2015年4月に設立された ucommune はスタートアップ、中小企業(SME)、大企業のテナントに対し、オンデマンドや短期のリース物件、カスタマイズされた空間ソリューションを提供している。世界30以上の都市で100ヶ所のロケーションをカバー。同社は幅広い分野で1,000超の専門ビジネスサービスサプライヤをまとめている。個人メンバーは4万人、企業顧客は3,000社を超えるという。

ucommune(旧社名 UrWork)は昨12月、Qianhai Wutong Mergers(前海梧桐併購投資基金)のほか、現地の前海証券取引所(Qianhai Equity Exchange)が保有するプライベートエクイティファンド Acquisitions Funds がリードするシリーズ C ラウンドで4,500万米ドルを調達した

コワーキングスペースセクターはここ数年、年率30%で成長を続けている。2019年までには、中国のコワーキングスペース面積は全体で5,100万平米に到達すると予想されている。2030年までには、オフィス空間の30%がコワーキングスペースの形態になる見込み。

今後5年ほど、プラットフォームやシェアリングエコノミーの発展はニューエコノミーの成長促進にとって重要な要素を占めるだろう。

【via e27】 @E27co

【原文】

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