大分のイジゲン、店舗の会員権取引所「SPOTSALE(スポットセール)」を正式ローンチ

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大分を拠点とするイジゲンは13日、小売店舗向けの会員権取引所「SPOTSALE(スポットセール)」を正式ローンチした。

飲食店などの小売店舗の顧客獲得においては、宣伝やマーケティングコストをかけて行われることが多い中、SPOTSALE では店舗が会員権を発行し優待を設定することで、店舗が金銭を受け取りながらローヤルティユーザに店舗や商品の PR が可能となる。会員権の売買にはイジゲンが発行する独自デジタルトークン「SPT」が利用され、取引所をはじめとするプラットフォーム基盤にはブロックチェーン技術が採用される。

SPOTSALE が現在提供できる機能は、以下の3種類。

  1. 店舗が会員券の発行を行い、期間限定で公募販売をする。
  2. 公募販売終了後、一般公開された会員券はユーザー同士で売買ができる。
  3. 会員券を所有するユーザーは発行店舗でさまざまな優待を受けることができる。

本日時点で SPOTSALE の登録ユーザは約3,000人、2018年3月までに会員権の発行を希望する店舗数は約70店舗に達したとしている。今後は、地域や特定の分野に貢献したユーザーによる会員権推薦機能や、評価の高い店舗の段階的な追加公募、日本以外へもサービスを展開するとしている。

イジゲンは2013年11月の設立。これまでに、システムやアプリの受託開発や運営のほか、お店に行くだけでポイントがもらえる「AIRPO(エアポ)」や、企業やグループ向けの写真共有アプリ「guild(ギルド)」を提供。今年1月にはシードラウンドで、ANRI、インフキュリオン・グループ、モバイルクリエイト(東証:3669)と、バリュープレス創業者の大木佑輔氏から、総額6,200万円を調達している

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