
Image credit: Jewel Paymentech
シンガポールを拠点とする金融リスクマネジメントプラットフォーム、Jewel Paymentech は、東証一部上場企業 GMO ペイメントゲートウェイ(GMO-PG)のシンガポール子会社がリードするシリーズ A+ラウンドで非公開額の資金調達を行ったと本日(3月14日)発表した。
同社にこれまで投資してきた Tuas Capital Partners も今回のラウンドに参加した。
プレス声明で Jewel Paymentech は、今回の資金を自社の市場拡大計画を支えるために利用するとした。GMO ペイメントゲートウェイからの投資の一環として、日本市場でも Jewel Paymentech の製品をローンチする提携も結ぶという。
さらに、製品開発、とりわけ現金から非現金への変換を容易にする AI(人工知能)技術を利用した製品開発にも調達資金を活用する計画だとした。
2014年に設立された Jewel Paymentech は銀行業界や電子決済業界向けにインテリジェントなリスクソリューションを開発している。
同社は、即座のクライアント・オンボーディング、店舗デューデリジェンス、不正取引ロンダリングや偽造・違法製品の管理、予測分析を使った取引詐欺の管理など、電子決済方式の受け入れに伴う課題を解決するインテリジェント・ソリューション製品群を提供している。
シンガポールの本社の他、マレーシアや香港にもオフィスを構えている。
2016年6月、同社は Wells Fargo Startup Accelerator への参加を認められ、同プログラムの一環として Wells Fargo 銀行から非公開額の投資を受けた。
この投資により、1月、Tuas Capital Partners がリードした100万米ドルのシリーズ A ラウンドが終了した。
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