経費精算アプリ開発のクラウドキャスト、法人向けプリペイドカードを発行へ——キャッシュレス決済推進の実証実験に参加で

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2018.4.26

Staple カード
Image credit: Crowdcast

経費精算アプリ「Staple(ステイプル)」や「bizNote Expense(ビズノート・エクスペンス)」を開発するクラウドキャストは26日、中小企業向けプリペイドカード「Staple カード」の発行し、経済産業省が主導するキャッシュレス決済推進の実証実験に参加すると発表した。この実証実験には、クラウドキャストが業務機能を置く FINOLAB とマネーツリーが協力する。

先進国の中で著しく現金を介した商業行為が多い日本では、デジタル化の波に対応すべくキャッシュレス決済の普及が求められるところだ。経済産業省が今月発表した「キャッシュレス・ビジョン」では、今後10年間のキャッシュレス比率40%の目標を前倒しし、世界最高水準の80%を目指すとしている。Staple カードは特に、オンライン・オフラインを問わず、現金決済が多いとされる中小企業の売買行為のキャッシュレス化を狙ったものだ。

Staple カード
Image credit: Crowdcast

このカードを利用することで、企業や企業の従業員は経費精算業務を省力化でき、仮払や経費立替さらに小口現金を用意しておく手間の排除が可能で、またプリペイドカードであることから経費の予実管理の手助けにもなる。写真では、サンプルであるためカードブランドのロゴはプリントされていないが、実際にはブランド加盟カードとなるため、ユーザはブランドロゴが掲げられた店舗であれば利用が可能だ。

フィンテック分野のスタートアップでは、実証実験には参加していないものの、カンムがリアルカードとバーチャルカードの両方で利用可能なプリペイド型 Visa カード「Vandle」を発行しているほか、現状モバイルアプリを使ったバーチャルカードでのみの運用となるが、Kyash が Visa 加盟のプリペイドカードを発行している。法人向けとしては、今回のクラウドキャストの試みが初めてとなる。

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