Hyperloop TT、仏トゥールーズの研究開発センターにチューブを移送——システムの本格開発へ

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上:仏トゥルーズの研究開発センターに到着したHyperloopのチューブ
Image Credit: HTT

Hyperloop Transportation Technologies は、人と貨物を運送するための初のHyperloopネットワークの建設を開始するにあたって、初のチューブをフランス南西部にあるリサーチセンターへと輸送した。

同社は、今年の後半には稼働予定の320メートルのシステムを完成させて、2019年にはさらに1kmのネットワークを築く予定だ。

Hyperloop TT は昨年、フランスのトゥールーズにリサーチセンターをオープンすることを発表した。トゥールーズは、同国では4番目に大きな都市だが、Airbusなど、数多くの航空・輸送企業が拠点を置いている。Hyperloop TTは今月11日にチューブの移動を始め、ローカルメディアや見物人の間で話題を呼んでいた

HyperloopTTの、Dirk Ahlborn CEOは次のように声明でコメントしている。

「5年前、私たちは輸送における最も大きな問題である効率、快適さ、スピードという問題を解決するべくスタートしました。本日、その目的を達成するための重要な一歩を踏み出しました。

Hyperloopは、迅速な加速をしたり、過去の速度記録を破る以上のことをしています。本当の機会というのは、効率的で安全なシステムを創造すること、同時に無類の乗車エクスペリエンスを提供することです」

2013年に創業して以来、HyperloopTTは800名のエンジニアチームと40の企業・大学パートナーを有している。同社はロサンゼルスをベースにしているが、オープンコラボレーションモデルを用いている。HTTに「参加」して、ストックオプションをもらう形で報酬を得ることができるのだ。

HTTはこれまで3180万ドルを調達し、昨年の時点で給料が支払われている社員は30名いる。

トゥールーズ以外にも、同社はHyperloopシステムの開発と試験に署名している世界の様々な地域に拠点を構えている。

トゥールーズに設置されるチューブは直径4メートルで、そのサイズは旅客用ポッドと貨物用のコンテナの両方に利用可能であることを意味している。スペインのCarburesで開発されている旅客用カプセルを、今年の夏の後半には準備したいと期待している。

当然ながら、HyperloopTTはシステムを開発するにあたって、いくつかの競合がいる。Hyperloop自体は、イーロン・マスク氏によって提案されたコンセプトでその後オープンソース化されたものだ。人や貨物をカプセルに入れて、減圧されたチューブの技術を使って、長距離を音の速さに近い速度で移動させるというものだ。競合のHyperloop Oneも、このアイデアに乗って、グローバルな輸送システムを開発している。

(本記事は抄訳になります。)

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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