ヌーラボ、ユーザが無料で利用できるコミュニティスペース「NuSpace(ヌースペース)」をシンガポールに開設へ

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2018.4.25

NuSpace Singapore(写真はイメージです。実物と異なる場合があります。)
Image credit: Nulab

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

福岡を拠点に「Backlog」「Cacoo」「Typetalk」といった各種 SaaS サービス(以下、ヌーラボ製品)を展開するヌーラボは25日、シンガポールにコミュニティスペース「NuSpace(ヌースペース)」を開設することを明らかにした。ヌーラボ製品のユーザ(ヌーラボアカウントを持つユーザ)であれば、スタートアップが東南アジア市場への進出や、リサーチ活動の拠点として無料で利用することが可能だ。

ヌーラボでは近年、ヌーラボ製品のユーザが東南アジアで増加していること、日系スタートアップの東南アジア進出が目立っていることなどから、これらの活動の支援や促進のために NuSpace の開設を決めたとしている。現地デベロッパやデザインコミュニティのミートアップスペースとしての貸出のほか、ヌーラボ製品のセミナー開催やユーザサポートなども行う。

NuSpace Singapore(写真はイメージです。実物と異なる場合があります。)
Image credit: Nulab

NuSpace の利用にあたっては専用ウェブサイトでの事前サインアップが必要となるが、同社ではこのウェブサイトを準備中。このフォームからメールアドレスを登録しておくことで、ウェブサイト開設時に通知を受け取ることができる。

SaaS のユーザをグローバルに擁するヌーラボはこれまでに、日本国外では台湾・ニューヨーク・アムステルダムに営業拠点を開設してきた。かつてシンガポールでも、同国中心部の Arab Street 周辺にオフィスを開設していたが、同所を拠点に活動していた台湾人コミュニティマネージャー Lillian Lu 氏が台湾に戻ったことから、シンガポールオフィスは実質的にクローズしていた。今回の NuSpace 開設にあたって、シンガポールオフィスの機能も部分的に再開されることが期待される。

NuSpace Singapore(写真はイメージです。実物と異なる場合があります。)
Image credit: Nulab

シンガポール NuSpace の詳細な所在地は現時点で公表されていないものの、チャンギ空港から MRT で市内中心部に一駅進んだ Expo 駅周辺に開設される見込みだ。ヌーラボは福岡本社ビルの最上階にも、社内イベントやユーザコミュニティイベントを開催できるカフェスペースを所有しているが、シンガポールの NuSpace の使われ方やインテリアデザインについても、これと同様のものになるようだ。

東南アジアにおいては一般的なコワーキングスペースの市場は飽和状態にある一方、現地ユーザコミュニティやデベロッパコミュニティとのエンゲージメントを目的として、日本のスタートアップが独自にコミュニティスペースを開設する事例が、いくつか見られ始めている

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