イタリアから新進気鋭のスタートアップが来日する「Italian Innovation Day」、30日にピッチ登壇予定10チームの顔ぶれをご紹介

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2018.5.26

Image credit: 在日イタリア大使館 / Ambasciata d’Italia – Tokyo

今年で3回目となる「Italian Innovation Day」。筆者は昨年に引き続き、このイベントの MC とチーム選抜プロセスの一部を担当させていただく。イタリア大使館と NTT データの主催に加え、今年は JETRO(日本貿易振興機構)の協力を得て、5月30日(水)の13:30から、東京・赤坂アークヒルズの JETRO 展示場で開催される。

このイベントには、イタリアのスタートアップ・ニュースメディア「Startup Business」の運営者で著名ジャーナリストの Emil Abirascid 氏が協力しており、イベント当日には、筆者と氏で、イタリアと日本のスタートアップシーンの違いについて、対談をさせていただく予定だ。

このイベントに参加するのは、いずれもイタリアやヨーロッパで高く評価されているスタートアップばかりで、イタリアから日本の市場ニーズに親和性が高いと考えられるスタートアップ、日本企業との協業を希望するスタートアップ、日本の投資家から資金調達したいスタートアップなど10社を厳選した。イベントのプレビューとして、本稿では登壇予定10チームの顔ぶれを紹介をしたい。

3BEE

「蜂がいなければ、食べ物もない」。この事実を受け、3BEE は Hive-Tech という革新的な養蜂用監視装置を開発。蜂や家畜の病気を予測・予防することで、データに基づいた無薬環境への移行が可能になる。

3dSign

3dSign が開発したモバイルアプリとウェブ・プラットホーム「Home3D」は間取図の作成、変更と探検、カタログから家具やインテリアソリューションの選択が可能。AR/VR ツールを使って、大人、子供、ペットなどの目線から空間とインタクティブな対話ができる。

Archon

Archon は、ドローン技術を人工知能やロボット工学と融合、ソーラーパネル、ダム、高圧電線網などアクセス困難な場所でタスクを行うドローンを開発。

Chili

Chili は世界初かつ唯一のエンターテインメント・マーケットプレイス。映画とテレビドラマ、映画のチケットと関連商品、映画評論家によるレビューなど、映画愛好者向けの様々なサービスをまとめたワンストップソリューションで提供する。ペイ・パー・ビュー方式で、月間料金が不要。

D-EYE

D-EYE は、人体状態確認をデジタル・アイで実現するソリューション。スマホを網膜スクリーニング検査装置に変え、医療検査の世界で革命を起こそうとしている。

Echolight

Echolight は、背骨や腰の骨粗しょう症の初期症状をX線に頼らず特定する先端非侵襲性デバイスを開発。骨粗しょう症の診断をより正確かつ安価にした。製品は世界30か国で販売中。

HeartWatch

HeartWatch は、高齢者や治療中の患者の生活をより安全にした。一般的なカメラを利用して、リアルタイムで心筋系、呼吸系、運動系の異常を察知する技術を紹介する。

La Comanda

La Comanda は、さまざまな IoT デバイスを開発している。クリックするだけでピザが購入できるデバイス「Click’n’Pizza」や、薬を飲むべきタイミングを教えてくれるデバイス「Trillio」を開発している。

Niwaen

Niwaen は、インタラクションとマルチメディアに特化した、デジタルエンターテイメント向けソリューションを開発。NIWAEN のソフトウェアを使うことで、ユーザはハイパーコミックと呼ばれる次世代コミックの作成、出版、閲覧などが可能になる。

Sofia

空間の共有、移動や協業の増加によって生産性は改善されるが、企業にとってはセキュリティの確保が大きな問題となる。Sofia は、クラウドベースのアクセス制御システムを開発し、人々にとって、場所や時間にとらわれないスマートな働き方を支援する一方、企業には十分なセキュリティを確保できる手段を提供する。

このイベントでは、経済産業省経済産業政策局新規産業室の石井芳明氏、Massive R&D の中島勝義氏、LINE プラットホーム・エバンジェリストの砂金信一郎氏らが、日本企業にとってイタリアのスタートアップを誘致するメリット、イタリアのスタートアップにとって日本市場に進出するメリットなどについて基調講演の予定。

また、イベント後半には、飲み物を楽しみながら各社のデモが楽しめるネットワーキングの時間も用意されている。ピッチには日本語による同時通訳も提供される予定だ。サインアップはこちらから。

<参考文献>

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